とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

2006/07/18(火)01:34

MASUMIの科学的とんぼ玉講座・1「ガラス棒の熔かし方・巻き付け方」(^▽^*)

MASUMIの科学的とんぼ玉講座(12)

さてさて、今日からネタがないときは、とんぼ玉の創り方を科学的な観点から解明していきます。(^0_0^)まず、早速、上記画像をご覧ください。 まず、とんぼ玉が何の力で丸くなっていくのか、図にしたものです。 何故、シャフトを常に回すか……。 回さないと、赤い矢印の重力が勝って、熔解したガラス棒が垂れるためですね。 そこで回すと、手で回す回転の力(ここでは黒い矢印)によって、遠心力が働きます。 ここでは、青い矢印が遠心力です。 遠心力は、玉から、図のように拡散しています。 ガラスには表面張力によって、熱くなると丸くなる性質がありますので、この方法でとんぼ玉を丸くできるのです。 当たり前ですが、(;^_^A アセアセ この原理を覚えておくと、ウマくいきます。 次に、ガラスの熔かし方です。 特に右利きの方は、右目を、ガラス棒の延長線上に合わせます。 まずはシャフトの離型剤を赤くなるまでよく温める。 熔解したガラス棒は、必ず、シャフトに対して90度(直角)に持っていきます。 当たり前ですが、手でやることなので、コレがなかなか難しいんですね~。(;^_^A アセアセ コレが90度でないと、図のように、穴が歪み、バリができやすくなります。 特に初心者の皆さまは、コレを守るだけでもかなり違います。 次に、ガラス棒の焼き切り位置です。 ガラス棒は、必ず、炎の後ろ側で焼き切ります。 焼き切る時は、ガラス棒をゆっくりと、下に下げると自然に切れます。 今までウマく切れなかった方は、参考になさってください。(*^^)v このコーナーはまだ次回に続きます。(^▽^*)

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