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とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

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2010年04月14日
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さて、特にとんぼ玉の初心者の皆さま。
とんぼ玉を創る際、お悩みがございますよね? -○-ヾ(・・*)

そのひとつには、こんなお悩みがあるかと思うのですが……。
「どうも、とんぼ玉にバリが出来てしまう」
「慣れている人やプロは、なぜあんなにきれいなへそが出来るんだろう?」

と思われていることと思います。

これはまず、そもそも、どうしてとんぼ玉にバリが出来るのか。
その科学的なメカニズムを知ると、よく理解できると思います。(^0_0^)

ひとまず、とんぼ玉を創って、実験してみてください。
そして上図をご覧下さい。

ガラスは、熱すると表面張力で球状になろうとします。

おへそのある玉は、穴のところに十分なガラスが残っていることがわかります。
適度に炎で温めながら整えるため、玉の形が歪みません。
穴のところに綺麗なおへそが出来るのは、表面張力のおかげなのです。

では、バリのある玉は、どこが違うのでしょうか?
実は、どれだけ綺麗に形を創っても、どんな玉でも、そのまま熱し続けると、バリのある玉となります。

ガラスは温度が上がると表面張力により球状になろうとするため、更に穴の付近のガラスも引っ張られて、玉全体が明るいオレンジ色に光ります。
そして丸くなろうとする力が働き、穴のおへそを作っていた、穴付近のガラスまで引っ張られて、そのガラスが減った分、バリとなってしまうのです。


これも、ガラスの表面張力によるものです。

初心者の方はまだ余裕がなく、ガラスをシャフトに巻くことだけでも精一杯のはずです。
左手でシャフトを持ち、右手で文様をつけること自体に慣れていません。
よって、どうしても一箇所に気を取られがちで、バリが出来てしまったり、文様が熔け出してしまったりします。

余裕が出来るのは、どうしても慣れが必要です。
まずはあせらず、シャフトにガラスを巻きましょう。

2010.4.14blog2.jpg

では、おへそのある綺麗な玉を創るコツというのは、あるのでしょうか。
実はあります。(^_^)v

最初の巻きが、とても大切です。
この時、できるだけ、狭く巻きましょう!
上図では、の距離を、短く取ることです。

これを広く巻いてしまうと、コテで転がしても、バリは消えることがありませんので、最初に出来るだけ狭く巻くことが、重要なのです。

すると今度は、おへそが出来ても、台形になってしまったり、穴が中心ではなかったり……というような、悩みが出て来ると思いますが、それは今までの、MASUMIの科学的とんぼ玉講座をご覧頂けますと幸いです。(^○^)

最初の巻きが、いかに大切かがよく分かると思います。
ですから、わたしが前回やったサイドビーズは、この練習となる第一歩なのです。
サイドビーズほど小さくなくても、まず、シャフトにガラスを巻く練習をしましょう!(*^_^*)

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最終更新日  2010年04月15日 11時43分59秒
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