先日、首輪のない放し飼いの柴犬に突然追っかけ回され、わたしは自転車で必死で逃げました。
犬は足が速く、追いつかれそうになりましたが、大通りに出たため諦めたようです。
わたしは、子供の頃の、あのときの恐怖が蘇ってきて、がたがた震えていました。
実は3歳頃、野良犬に追っかけられ、とても怖い思いをしました。
それ以来重いトラウマです。
でも、この出来事で、わたしがなぜここまで動物嫌いか、段々と分かってきました。
特に、何故犬が嫌いなのか。
噛み付くから?
舐めてるから?
なんだか媚売ってるから?
臭いから?
オスなんて至るところにおしっこして、下品だからとか?
でも、ここまでなんで、震えるぐらい怖いのだろう?
どれも明確な答えではない気がしました。
でも、わたしがアスペルガーと判明して、この出来事でやっと分かりました。
わたしが、ここまで動物が怖い一番の理由はたぶん、
「何をするか分からないから」
だと思います。(>_<)
動物は特に、人間と違って言葉を発することがありません。
ですからますます、何をするか分からない、脅威の存在なのだと思います。
犬の場合は、何の前触れもなく、大声で吠えられる。
舐められる、擦り寄ってくる。
下手をすれば、噛み付かれる。
それがいつなのか分からない。
だから、犬が怖いのだと思います。
犬だけではありません。
猫だって、気まぐれなだけあって、いつ引っ掻かれるか分からないではないですか。
馬や牛もそうです。
あんなに大きいのですから、いつ何をするか分からない。
顔を撫でると、突然大声を出すかもしれない。
踏み付けられるかもしれない。
動物は、えさの食べ方も、人間よりはるかに乱暴で勢いがあります。
それが怖いのです。
どんな食べ方をするのか分からないから、怖いのです。
時にはえさだけではなく、わたしの手まで噛まれるかもしれない。
豚だって、突然イノシシのように突進してくるかもしれない。
サルなんか、現在増えていて、特に子供や女性が、実際に被害に遭っているのですから、絶対に近づきたくない動物です。
これでハッキリしました。
わたしは、「何をするか分からないもの」が怖いのです。
だから、特に人間のような知性や言葉を持たない、動物が怖いのは当然のことなのです。
事実、親戚のウチにいた犬(狆で、名前はくり)が、子供の頃は怖くて仕方がなかったのが、19歳ごろ大丈夫と実感して、家の中で放し飼いされても平気だったのです。
くりは噛み付かない犬だ。
こっちから構わなければ、舐めたりはしない。
吠えることも滅多にしない。
そう実感しだしたので、大丈夫になったのだと思います。
つまり、くりがどんな犬なのかよく分かったので、大丈夫になってきたのかと。
ですから、どんな犬かよく分からない限りは、わたしにとって、他の犬は相変わらず怖いんだと思います。
お魚が何故、それほど怖くなく、大丈夫なのか。
これもこんな風に考えられます。
まず、お魚は金魚ばちか水槽、若しくは川や池・沼・海にいますよね。
人間とは全く環境が違う空間にいます。
直接は、人間と触れ合わないことが殆どです。
ですからお魚には、特に怖いことをされた経験がないし、更に色がきれい、海が好きということと重なり、お魚好きになったんだと思います。
子供時代に、スキューバーダイビングをした場合は、また違っていたかもしれません。
サメなどに遭遇し、クラゲなどにも刺されたりして、お魚嫌いになっていたかもしれないのです。
そんなわたしが、動物を飼うことなんか当然なく、でもお魚は飼ったことがあります。
金魚と、ネオンテトラです。
でも、お魚でも昨日は元気だったのに突如死んでしまった時は、「悲しい」というよりも、お魚たちが死んでしまって白目をむいて、浮かんでいる姿が、なんと
「怖い」「気持ち悪い」
と真っ先に感じたのです。
時にはそれを口に出してしまい、どこでもトラブルになったのだと思います。
小学1年のとき、身近な人がバイク事故に遭い、顔から血をだらだら流していました。
他の人が心配そうだったのに、わたしは何を思ったのか
「怖い。気持ち悪い!」
と言ってしまったのです。
現在でも、何故、そんなことを言ったのか分かりません。
でも、どんな時も、何の悪気もなかったと思います。
やはりわたしはアスペルガーでした。
こんなトラブルがとても多かったのです。
他の人が、わたしを避けるのは当然のことでした。(/_;)
アスペルガーの人は、柔軟な考えが出来ません。
予定変更される場合はどうするとか、なかなか考えられません。
急な変更をされると、どんなことでも混乱し、パニックに陥りやすいのです。
よって、買い物でも何かとトラブルが多く、苦手になりやすいです。
頼まれたものが売り切れだった時とか、どう対処すればいいのか困る時があります。
それに、苦手なものは動物などだけではなく、子供も苦手です。
子供の泣き声とかだけ苦手なのかといえば、それだけではありません。
子供が近付いてくるだけでも、
「一体、何をしてくるのだろう?」
と、身構えます。
わたしは、
「何をするか分からないもの」
「ハッキリしないもの」
が、全般的に苦手なんだと思います。
予想出来ないことも非常に弱いです。
車の運転から暮らしのトラブル、究極なものでは地震など。
弱いものはたくさんあります。
今度は、それに関してどう対策すればいいのか語りたいと思います。
もし宜しければ、応援宜しくお願い致します。m(__)m
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