813404 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

イラスト工房「MASUNET」 イラスト日記

イラスト工房「MASUNET」 イラスト日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009年12月24日
XML

2009.12.24blog1.jpg

さて、今日はクリスマスイブなので、去る12月12日に見た映画「Disney’s クリスマスキャロル」です。

この話の主人公のおじーさん、スクルージ。(^0_0^)
(またまたおじーさんです、おじーさん萌えのわたし(;^_^A)

この話を簡単に説明すると、お金のことしか大事にしない意地の悪いけちん坊老人、エベニザー・スクルージが、クリスマスイブの晩、かつて死んだマーレイの幽霊に導かれ、過去・現在・未来のクリスマスの精霊に、自分の過去、現在、未来を見せられ、自分のことを深く反省して、次の日からは慈悲深く優しい人間に変わる……という話です。

この、初めて描いたスクルージは、ビフォーアフターって感じなんですが、左半分の、最初の嫌な性格だったスクルージの方が断然気に入っています。
映画のスクルージは髭がないのですが、やはり髭萌え~なわたし好みで、生やしましてオリジナルに。(^^ゞ

2009.12.24blog2.jpg

最初のスクルージは、守銭奴、神経質、けちん坊でがめつい、金が全ての嫌われ者という、嫌味な老人。
一発で、お金を何度も数えて、細いフレームめがねを上げて鋭い目を吊り上げる姿が浮かび、パパッと描けちゃいました。

2009.12.24blog3.jpg

左右で目の大きさが異なると、実に嫌味に見えます。^^;
「ああん!?(-_-メ)」
とでも言ってそうな感じですね。

こんな感じで、部下のボブ・クラチット(この人は好き♪)や甥のフレッドにまで当り散らしていたのですね。

お腹を空かせた孤児たちのことも、こんな顔つきで
「死ねばいい! 無駄な人口が減る!」
と暴言を吐いていましたので驚きでした。(@@;

2009.12.24blog4.jpg

映画を見て、かなり参考にしましたが、スクルージの仕事道具。
まずはお金を数えていますので、こんな感じですが、当然イギリスのお金。^^;
幸い、わたしの手元に、イギリスのお金のおもちゃがありますので、ちょっと参考に。

2009.12.24blog5.jpg

1ペニーです。
まあこんな感じです。
硬貨は、テンプレートで描きました。

後は羽ペン、金庫の鍵など、もっともらしい小道具を。

2009.12.24blog6.jpg

逆に、マーレイや精霊たちに出会って、本来の良い人になったスクルージは、苦労しましたね。(;^_^A

おんなじ人なんだけど……。
別人のようだなぁ。
同一人物に描くのに苦労しました。(~_~;)

2009.12.24blog7.jpg

ちなみに、わたしのオリジナルのスクルージは、ちょっと銀髪の白髪で、虹彩の色は紫。
紫色の瞳で、さっきみたいな鋭い怖い瞳だと迫力あるかも。(;^_^A
でも、こういう優しい瞳だと綺麗かもね。(*^^)v

しかもシルクハット。
紳士です。
イギリス男性の正装です。

2009.12.24blog8.jpg

改心前のスクルージは、クリスマスのことも当然
「くだらん!! (-_-メ)」
と言っていたため、改心後はクリスマスを認めたということで、リースを持ってもらいました。(*^_^*)

「わしは過去、現在、そして未来を生きる!」
という、改心後のスクルージの言葉が、映画ではなく、かつて読んだクリスマスキャロルの小説にありました。
この言葉はいいですね。(*^_^*)

19世紀のイギリスが舞台なので、わたしの大好きな「メリー・ポピンズ」と同様の光景が多かったです。
特に煙突が!
「チムチムニー、チムチムニー……♪」

さて、今回のクリスマスキャロルの感想です。

主人公がおじーさんってことだけでも十分萌え~♪ ……なんですが。
スクルージは萌えるには程遠いけちん坊で、なんじゃこのクソジジイ!
ホントに性格悪~!(-_-メ)
って感じなのね。

マーレイの幽霊はかなり怖かった!(>_<)
クリスマスキャロルって、結構ホラー要素が強い話だと思いました。
西洋における、地獄のような描写もすごかった!
死んだ者、特に生前悪人だった者の成れの果てが、かなり重くて悲惨で、説得力がありましたね。

最初、過去の様子に、スクルージの表情はパッと明るくなり、感動して涙までこぼすのですが、次第に辛い過去、忘れたい過去までよみがえってきて。
過去を消し去ってしまいたい!
という、スクルージの苦しみがよく現れていました。
しかし、老人のスクルージにとって、過去は膨大すぎて消すことが出来ない。
それが本当によく表されていました。

現在の精霊は、ホントに明るくて、とにかくよく笑う精霊でした。
でもだんだん凄まじくなり、いずれやってくる恐ろしい未来を、身をもってスクルージに見せていた気がします。(@@;

余談ですが、現在の精霊が約1800人兄弟がいると言ったのは、キリストが生まれてからのクリスマスの回数なのではないかと自分は考えました。
この話が出た年が、1843年なので。

となると、現在の精霊が短命だというのは頷けるし、となると、あの精霊はクリスマスそのものなのですね。
現在自体、その時その時で一瞬しかないのだから、短命だというのは納得でした。

未来の精霊は、もうホントに怖くて、死の恐怖がよく現れていました。
個人的に思ったのが、この話を自殺志願者に見て頂ければ、少しは自殺者が減るのではないかと思ったほどです。
そのぐらい、迫り来る死の恐怖が鮮明に描かれていました。

それだけに最後は良かった!
やってくる未来を、スクルージの勇気で確実に変えているような描写が良かったです。
「あの世で金は使えん!」
「人生一度きりだ。楽しく生きよう!
楽しく、クリスマスを祝おう!」

最後にスクルージが言った言葉が良かった♪(*^_^*)

やっぱりCGってスゴイです。
スクルージがけちん坊ながら繊細であること、そんな表情や、瞳の色の微妙な変化がすごかった。
なんだか気持ちが楽になり、未来を変えられるんだなという希望が持てました。

スクルージは最初、誰にも心を開かず、自分の中に閉じこもっていましたが、あれはまさにわたしそのものだったため、見ていて涙が出ました。
「どうして、こんなに生きにくい生き方をするんだろう。
息苦しい生き方を選んでしまうのだろう?」


でも、最後はスクルージが満面の笑顔で笑えて良かったです。(*^_^*)
余裕があれば、三人の精霊たちも描きたいです♪






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年12月24日 12時29分53秒
[好きな漫画・小説・映画のキャラ] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

masunetgallery

masunetgallery

お気に入りブログ

明日は咲こうルイ十… New! 萌芽月さん

源氏物語の紫式部日… Photo USMさん

Suiko108 News goccisuiさん
紅魂(新)のHP 紅魂5276さん
Beads Accessories S… LUNAMEKさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

無料@ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
masunetgallery@ のり921さん。m(__)m のり921さん。m(__)m >地震。 実は住…
masunetgallery@ あまがえるさん。m(__)m あまがえるさん。m(__)m こんばんは。毎…
あまがえる@ 同感です。 地震のない国へちょっとづつ移民すればい…

© Rakuten Group, Inc.