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テーマ:めっき・メッキ・鍍金(21)
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熱CVD法は、他のCVD、あるいはPVD法と比べて次のような長所、短所がある。
「長所」 1.ほとんどあらゆる種類・組成の金属、合金、セラミックスの析出物が得られる。 2.コーティング膜、バルク単結晶、ウイスカー、ファイバー、粉末、あるいは ファイバーや粉末上へのコーティングなど様々な形態の析出物を得る事が出来る。 3.膜の浸透力が大変優れているので、複雑な基材上へも均一なコーティングができる。 また、基材に対する密着性も大変優れている。 4.プロセスが簡単であるので、装置費が安価である。 「短所」 1.析出物を得るのに高温を必要とするので、装置材料や基材に制約がある。 また、高温処理に伴う基材の寸法変化や残留熱応力が発生しやすい 2.一般に、反応性の高い原料ガスをしようする為、装置や基材の腐食性の問題・ 取り扱い時の爆発・毒性などに対する細心の注意が必要である。 3.プロセスパラメーターに不均一性がある為、膜厚・膜構造・膜組成などが不均一になりやすい 4.部分コーティングが困難である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月31日 12時33分04秒
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