原始時代や領土の奪い合いをしていた専制政治の時代はともかく、ほとんどの国が民主主義という看板を掲げている今日においても尚、戦争が続くのは何故か?
その答は、他の人間を犠牲にしてでも、自分たちの利益を確保したいと考えている人々が存在することにあります。
つまり戦争も恐慌も、人為的に故意に発生していることが、この本では歴史的事実に基づいて解説してあります。
彼らは何が正しいかとか、道義的に何が正しいかとかということには究極的には関心がなく、自らが支配パワーを握りたい(失いたくない)だけの「現実主義」です。そのためには、武器の売上もさることながら、単純に世界中の人々が互いに戦い合い、疲弊し、相対的に弱体化することを願っているわけです。
何が正しいかという議論は無力です。どんな理由であれ、人々が感情的に対立し、戦争になったのでは、まさに術中にはまったことになります。とにかく争わないこと、戦争に協力しないことが大事です。
以下より
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ロックフェラーの「完全支配」】
戦争も恐慌も、人為的に作られてきた