お医者さんあれこれ その1
高速道路追突事故で首やら膝やら腰をやられまして、夫婦ともども土浦の某整形外科に通っております。その整形外科医院は、私が若い頃に2度の胸骨骨折で通ったことなどお世話になってましたが、相変わらずに懇切丁寧で、いつも満員。駐車場に停めるのに苦労します。最近は副院長の「若先生」が居るせいか、多数の医療スタッフが昔と比べてさらに明るい。もちろん昔が暗かったとかそういうわけではなく、院長さんと奥様医師だけの昔も実に真摯な医院でしたが、明るさの種類や患者対応のレスポンスが明らかに違って、私ら患者が「明日も来て、診てもらおう」と「さらに」思える医院になっておりました。院長先生は某若年団体における当時大先輩ですが、院長先生と私との某団体における接点はありませんし、院長先輩は私の素性を知りません。首を加重9キロで牽引したあとのビタミン注射のとき、前から疑問に思っていたことを内緒で看護婦さんに聞いてみました。「院長先生、ひょっとしてカツラ?」「違いますよ、立派な地毛ですよぉ~(笑)」「うそぉ~(笑)」「にせもので誤魔化す先生じゃないですよ、ほんとの地毛です」ほぼ半月通いまして、ことの真相が判明しました。完全に地毛です。単に整髪が下手くそなだけであって、一見してカツラに見えるだけだった。院長先生、まことに申し訳ありませんでした。脳内土下座で謝罪します。(セブンイレブンでマンダムハードムースを買い、ムース塗りつけて10分後、あたまかきまわして手ぐしでまとめれば、ふんわり整髪できますよ>先生。上塗りの余計なこと言ってすみません)要を言えば、カツラ疑惑という下世話な範疇をとっくに超越し、一心不乱に、患者本位の医療を続けてこられたあげく、あのようなぺったんこヘアスタイルのまま放置なさっているのだと、納得するわけです。事故の後始末のストレスはさておきまして、スタッフの屈託のなさはもとより、ことほど左様に明るく親切で躍動的な医院に通ってよかった。そういう医院でした。ありがとう。患者は幸せですよ。土曜午前も通院して夫婦でリハビリしてきました。土曜は午前のみですから超満員。診察で多忙なのに、診察診断の合い間に時間を割き、多数のリハビリ患者のもとに来て、一人一人声をかけ、患者の現状態を確認してまわっておられる。それも毎日。若い副院長(この人がまた素晴らしい人で大人気らしい)が居るのに、院長みずから毎日毎日それを励行しておられる。土浦にある、患者本位の素晴らしい医院を再確認しました。