平成28年終了・ところで塚原学園
みなさま、今年も良き1年、ご家族とともに、素晴らしい1年をお過ごしになられたことでしょう。それを拝察させていただくとともに、お慶び申し上げます。平成28年28という数字は、適当な説によれば「最低」を示すそうです。たとえば2月と8月は売上が最低な月度であり、なにより最低的に寒いし8月はクソ暑い。身動きがとれない最悪月は、おしなべて2月と8月。世の中では、28を「ニッパチ」と言って忌み嫌われているわけで。私の誕生日は2月8日です。生まれつきの「不景気人間」でありまして、67歳にもなりながら、年末年始の休みは大晦日と元日のみで、年始4日の年明け納品に追われる、つまらん前期高齢者。私の親は戦後復興のさなか、洋服製造工場を経営して、一時期たいそう繁盛しておりました。兄(大動脈破裂・享年59歳)は親爺を引き継ぎ、次男の私はテキトーに別の世界に生きておったわけですが、よく見てみると、2月8日は「針供養の日」なのです。生まれつきに、着物を縫う「針」を供養して産まれた自分という不遜な存在を、急死した兄貴との思い出とともに、なんだかなぁ~と思う今日この頃ではあるのも事実。ところで塚原学園が、日本全国の子たちを含めたツカハライズム伝播という、もともとの目的に向かって、当たり前に進化しました。今般の寄宿舎建設等々、数々の「学習者ファースト」の、ほぼ完了形がその顕らかな形象ではありますが、私はその裏での、並々ならぬツカハライズムの真骨頂も心からわかっているつもりでおりますし、それら理念が確実に実を結んでおりますこと、日々目の当たりに見て感動しております。おそらくですが(確信的に言えることですが)今、お子さんを預けておられる保護者のみなさまは、そのお子さんが30歳になったときにわかるでしょう。いや、今、わからなくても良いかもしれない。わかっていただける人の子たちを「普通に賢く強い子」に育てるのみ。日々、それを実践している。それが塚原青葉台なのてす。みなさま、本年も有り難うございました。どうぞ今までと変わりませず、良いお年をお迎えください。