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校長兼建設委員長・現在進行形

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2018年01月19日
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カテゴリ:教育

数学の勉強が苦手になる・嫌いになってしまう分水嶺時期が中学2年ころらしいです。
小学校ではなんとか楽しくやっていた算数も、中2数学ころになると壁に当ってしまい、「嫌い」へと転じて、こころの中で忌避している自分に気づき、結局は投げ出してしまう子たちがおよそ8割も居るとか。

小学校でも「図形」の授業があって、けっこう面白く教えてもらうのですが、中学2年ころになると「図形の証明」が出てきます。これが難関で、これによって大嫌いになる子が多いそうですね。

それに加えて、同様に超えることが難しい壁が中2に存在します。
中1では一次方程式ですが、中2では連立方程式、比例・反比例に続いて関係する一次関数が一挙に襲いかかるのです。そして、これをクリアしないと次のステージはさっぱりわからなくなる。

では、これら難関(中2バリア)はどのようにしてクリアできるのか。

小学校での「図形に関する基礎授業」
それがもっとも大切な「基礎」である。
中学校教師の大部分が、そう認識しているかどうかわかりませんが、すべての原因はそこにあるのではないかと思っております。

小学校で学んだ「算数」が、けっこうその後の数学理解に関与する。

塚原理事長が子どもたちや、わたしら多数の友達に出した「図形問題」が過去ありました。誰も解けなかった。
(優秀な青葉台小学生を除いて)
有名中学校の入試問題でしたが、とても小学校の通常カリキュラムで解ける範疇ではありません。塾で入試対策をしなくては、とても解ける問題ではない。

たかが、中学校受験問題であるけれど、とても時間内に解ける問題ではありません。ですが、頭が軟化したおじさん連中のなかで、たった一人「いとも簡単に」解いた人が居た。
東大卒です。理系ではありません、自分の目的で文系です。

この人は、アタマの構造がまるっきり違う。そう思いました。
彼は、過去私の事務所に勤めてくれていて、今も私と同じ職業の人ですが、たしかに居たころからアタマが違うし、仕事の段取りが「異次元」のものとして他者と違うのは感じていた。

なにしろ、たとえ中学校受験といえど、普通なら時間内に解答できる問題はたったの15%。いやらしい「落とす試験」です。

戻りまして、その問題を簡単に解いたオジサン(今は40代)のこと。
詳しくは言いませんが、その異次元「図形直感力」の彼の過去を考えると、とくに、小学校時代において「算数」が嫌いにならなかったということ。ごく当たり前に「疑問をもって楽しく」学んでいたこと。

そこが大きいと思いますし、それがすべてだと思います。

来るべき、「分水嶺の中学2年」のために
いかに、小学校における算数による「基礎」(算数が好き)が大切であるか。ということに尽きるのではないか。

せめて、数学と国語と英語を「好き」になる。けっして嫌いにはならないことが肝要。その他の学問(理科・社会・芸術等)は、それら言語的、数量的または二次元図形理解がなくては深まらないのではないか。そう思いましたので適当に書いた次第です。

 ※学問が好きになる条件
   ①子が親を大好き
   ②子が教師を大好き
  たったそれだけなんですけどね。でも、それだけのことが難しい。
  親のありがたみは
  当人が歳を喰ってからではないと「絶対的に」わからない。
  出会い頭に会った教師(他人)によって
  以後の人生が大きく変わることがある。






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最終更新日  2018年01月19日 22時29分06秒
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