2007/12/11(火)21:16
親子でover「サンキューベリィマッチ」を目指すかな。
↑パソコンの向こうの壁にあるカレンダーの挿絵。12月になって毎日これ見てます…
わたしたち母子は英会話ができません(断言)。
なんだかできそうに勘違いされていますが…
親子でそれなりに聞き取れます。
親子でそれなりに読めます。
でもぜ~んぜん話せません。
笑ってしまうくらい母子で似ています。
発話にはそれ相応のトレーニングが絶対必要です。それを私たちはやっていないので、話せる訳がないのです。
先日の英語スピーチコンテストの時
娘や他の出場者が引率の先生と一緒なのでわたしは控えて離れた席についていました。
会場には出場者の指導をしたと思われる英語の教師、ネイティブも日本人の先生もたくさんきていました。写真を撮りまくるので誰が誰の生徒や関係者なのかわかります。
わたしのすぐ後ろには英会話スクールの講師らしき白人の男性と日本人の女性がとても流暢な英語でずっと話をしていました。
娘の発表の時、何枚か写真も撮りましたが、しっかり見守ってしっかり聴いていました。「ああ、うまくやってのけたわ!」と胸いっぱいで、終わって壇上から降りる娘の姿を涙ぐんでずっと見つめていました。終わった瞬間後ろの人が「She is good!」と小さく叫んだのもちゃんと聞こえていました。
予選が終わって結果発表の前の休憩で後ろから「Excuse me」と聞こえました。まさかわたしに話しかけているとは思わず知らん顔してたらもう一回エクスキューズミー。おもわずイエス?と返事しました。大柄な白人の男性が話しかけてきたのです。
(以下一応英語)
「あなたの生徒は誰ですか」「わたしは一人の生徒の母親なんです」
「え、そうなんですか、(同じ制服の)二番目のスピーカー(のお母さん)ですか」
「そうです」
「どこの学校ですか」「ここの市内です」
「自分はその学校を知らない、別の市に長く住んでいるのでこの辺りのことを知らないのです」
「うちの中学校は…(最近出来た公立の中高一貫校ですから←これがとっさに英語でなんかいえるわけないですよ~~)……中学校と高校が一緒になった学校です」
(↑まるでアホみたいな会話になって恥ずかしい!!)
英語が通じない国から昨晩遅く帰って来て時差でぼけぼけ、日本語もままならないのに
いきなり自分に英会話が振りかかってくるとは。まったく油断していましたよ。
ぼけた勢いでいきなり言わなくてもいいことを。
「実はわたし昨晩外国から帰ってきたばかりです」
「!?」
これこれかくかくしかじかで…
もう、やけくそ。
向こうのひとは面白いと思ったらどんどん質問してきますから。
でもうまく答えられない。言いたい事がうかんでもそれを英語に変換できないので
数々の話題が発話前に脳内で却下。
ひとことでいうと、情けなかったです。
その後本戦で後ろのお二人が話しているのが聞こえます。
「お母さんっていうからそれ相応の年齢だよね、知らなかったら33歳くらいに思えるよね」とかなんとか。
すみませ~~ん。私、喋れませんが、しっかり聞き取れてますから~(汗)
まあ、いいか。
さて結果発表の後、わたしの顔をみるとその男性はすかさず
「Congratulations!」
「Thank you!」とわたし。withめっちゃスマイル。
その頃娘は娘で知らない異人さんがわざわざ御祝いの言葉を言いに来て下さってたりしてたそうで、やはり
「Congratulations!」
娘「Thank you!」(、としか言えないよと思ったらしい)
そしたら娘の顔を見たその人、続けて
「ああ、君のレシテーションは発音も間の取り方もとても良かったペラペラぺらぺら…」
娘「さ、サンキュー ベリィマッチ!」。以上。
後で娘とふたりでしみじみ話しました。
娘もわたしと同じ事を感じたみたいでした。
サンキューのあとの
「もうひとこと」
が英語で言えるようになりたい。
もう少し気の利いたセリフがぽんと飛び出るようにしたい~。
自分で言っててあほかも幼稚かもって思う英語から卒業したい~。
その時は切実な状況でした。
でも喉元すぎればなんとやらで
やっぱり必要に迫られないとなかなか勉強はできません…
繰り返しますが会話は英語を聞き流しているだけでは全く上達しません。
せめて音読とか、英作文をつくるとか、
地道に能動的なトレーニングをしなくてはいけません。
これからのふたりの課題です。
道は長そうですね。
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