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カテゴリ:日常
実は私、もと花屋でした。
花と私は切っても切れない間柄♪ 中学の頃から将来は、植物に関わる仕事をしたいって思っていました。 高校どこへ行こう?って考えて農業高校に行きたいと思ったのだけど、 自転車で通える範囲内には農業高校はなく、断念。 でも鳩ヶ谷市にある創立3年目の新設高に園芸デザイン科という科があることを知り 絶対ココに入る!!と決めて、希望通り入学しました。 授業は普通科目と、専門科目がありました。 専門科目の方では、野菜を植えたり、花を育てたり。 フラワーデザインの授業では、アレンジメントやコサージを作ったり、 ガーデンデザインでは、ドラフターを使って庭の図面を書いたりもしました。 それから、デザインそのものを勉強する為に、美術大学から講師を招いて 色彩感覚の勉強などもしました。 高校の3年間は本当に楽しかった。 進路を決める時期になり、私は将来フラワーデザイナーになって、銀座のウィンドー等に お花を活けるような仕事がしたいなぁ~って思っていたので 美大に行こうと思い、美大予備校へ通い、絵の勉強を始めました。 園芸デザイン科の先生に将来花の仕事をしたいという事を相談したところ、 花の仕事がしたいのなら大学へ行くよりも、花屋への就職の方が近道だと言われました。 それから、友達と二人で自分が働きたい花屋を探し、 それぞれ働きたい花屋へ、就職する事が出来ました。 (因みに、私は東京白金に本社があるサンフローリストという花屋さんで働いていました) 4年程花屋で働き、腰を痛めてしまって、花屋を退職し、それでも花が諦められず、 造花なら軽いし、体への負担も少ないだろうと考え、 広尾にあった造花販売とウィンドウディスプレーの会社でアルバイトをしました。 このアルバイト先で、ある時社長から、各自得意分野でかまわないので 営業して仕事をとってくるように言われました。(この時、店員3名) 私の得意分野と言えば、花! 生花でしょ! でもここは造花屋さんなので、造花を使ってウェディングブーケを作ってみたら どうか?そう考えて、造花のブーケを使いそうな写真スタジオや、ドレス屋さんに 片っ端から電話をかけまくりました。 その中の1件のドレス屋さんにアポがとれて、いくつかサンプルを持ってくるようにと 言われて見せたところ、早速造花の小物をご注文頂く事になりました。 (このドレス屋さんが、今後の私を育ててくれたと言っても過言ではないほど、 この出会いをきっかけに本当にお世話になるのです) それから、色々あって、造花のアルバイトを辞める事になり、 ドレス屋さんにその旨を話しに行ったところ、 「別にうちは会社とお付き合いしているわけじゃないんだから、 あなたが良ければ、これからもお願いするわ。」 と言って下さり、この時から私の花仕事フリーの時代が幕を開けたのでした。 (この時私は22~23歳) 平日は派遣社員として働き、週末は花仕事というスタイルが結婚するまで続きました。 ウェディングドレス作成は勿論ですが、総合的なウェディングのプロデュースまで手がけて いたので、ブーケだけに留まらず、会場の装飾花まで、 私も随分と色々な仕事を経験させて頂き、本当に腕を磨かせてもらいました。 若かったので、利益よりも、経験できる事が嬉しくて何でもやらせてもらいました。 この間にウェディングの現場で知り合ったヘアーメイクの方に、 もう1件、他のドレス屋さんをご紹介頂き、こちらも合わせて毎週のようにブーケを作っていました。 ブーケを作るにあたっては、ドレスにあった花をイメージし、 お客様の希望の色に合わせて花を選ぶ。 必要な本数を算出する。 特別な花は、市場へ注文をしておく。 週末に市場へ行き花を買い、結婚式前日の深夜から朝方にかけてブーケを作り 当日式場まで電車で配達する。 (車だと時間に遅れてしまう事もあるので、移動は電車でした) とっても忙しくなるけれど、あんまりお金にはならないけど、でも 赤字は出さずにやっていました。 お金を頂いて、大好きな花の仕事をさせてもらえる喜び。 やっぱり、私は花が大好き。 生活の一部ですね。子供が産まれてからは、ブーケのお仕事はお休みしています。 でも、やっぱり花に触れていたいという気持ちは変わりませんね。 これは病気かも?!花病^^ と、いうわけでこんな私が誰かの役に立てればと思いつき、 今年は、お友達何人かに声をかけて、母の日のお花を作らせて頂きました。 同じ金額の物をお花屋さんで買うより、ボリュームはあると思います。 あと、母の日直前に市場へ花を買いに行くので、お花の持ちも良いと思いますよ。 SPカーネーション、バラ、トルコキキョウ(八重)、かすみ草、ナルコユリ(葉) 3000円 SPカーネーション、バラ、マーガレット、ヒペリカム(実)、ナルコユリ(葉) 4000円 SPカーネーション、ユリ、バラ、トルコキキョウ(八重)、かすみ草、ナルコユリ(葉) 5000円 友達二人からのご注文でしたが、二人とも喜んでくれました。 プレゼントされたお母様も大変喜んで下さったそうで、本当に嬉しい気持ちで いっぱいです。 もし、このブログを見てご近所の方がいらっしゃれば、来年是非ご注文お待ちしております♪ 因みに、この花束を作るにあたっては、利益目的ではないので お金を頂いて花束を作らせてもらえる幸せ、残ったお花を家に飾らせてもらえれば それで十分だと考えています。 将来、小さくても良いから、花屋さんをできると良いな~とおぼろげながら 考えております。 母の日の花束と言いながら、私の花仕事など、随分前置きが長くなりましたが、 最後まで読んでくださってありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.20 17:04:28
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