`INotifyPropertyChanged`インターフェースは、MVVM（Model-View-ViewModel）パターンにおいて、ビューモデル（ViewModel）内で最も頻繁に使用

2024.03.18

カテゴリ：C#.NET

`INotifyPropertyChanged`インターフェースは、MVVM（Model-View-ViewModel）パターンにおいて、ビューモデル（ViewModel）内で最も頻繁に使用されます。

`INotifyPropertyChanged`は、プロパティの値が変更されたことを通知するために使用されます。これにより、ビュー（UI）がプロパティの変更を検知し、必要に応じて表示を更新することができます。

具体的には、以下のような場面で`INotifyPropertyChanged`が使用されます：

1. **ビューモデルのプロパティ**: ビューモデルクラス内のプロパティに`INotifyPropertyChanged`を実装します。これにより、ビューモデルのプロパティが変更されるたびに、UIに通知が送られます。

2. **バインディング**: ビュー（XAMLファイル）で、ビューモデルのプロパティとUI要素をデータバインディングします。これにより、ビューがプロパティの変更を検知し、自動的に表示を更新します。

例えば、以下は`INotifyPropertyChanged`を使用した単純なビューモデルの例です：

```csharp

using System.ComponentModel;

namespace MVVMExample.ViewModel

{

public class MainViewModel : INotifyPropertyChanged

{

private string _name;

public string Name

{

get { return _name; }

set

{

if (_name != value)

{

_name = value;

OnPropertyChanged(nameof(Name));

}

public event PropertyChangedEventHandler PropertyChanged;

protected virtual void OnPropertyChanged(string propertyName)

{

PropertyChanged?.Invoke(this, new PropertyChangedEventArgs(propertyName));

}

```

このビューモデルクラスは、`Name`プロパティを持ち、その値が変更されるたびに`PropertyChanged`イベントを発生させます。これにより、ビューは`Name`プロパティの変更を検知し、表示を自動的に更新することができます。

つまり、`INotifyPropertyChanged`は、ビューモデルのプロパティの変更をUIに通知するためのメカニズムを提供します。これにより、MVVMパターンにおいてビューとビューモデルの間のデータバインディングが実現されます。

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Last updated 2024.03.18 07:02:25

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