お散歩うさぎさんのブログ 《京都・いろ色》

2023/02/08(水)09:41

左義長(さぎちょう)神事 新熊野神社

神事・祭事・写真(501)

​​​​​​​​​​​​​ 2月と言えば節分 恵方が気になりますね。 今年の恵方は・・・ 吉兆を占うのは・・・ 新熊野神社 (いまくまのじんじゃ)です。 後白河法皇によって 創建されました。 法皇の住まいでもあった 三十三間堂の東側にある 法住寺です。 当時は 法住寺殿の鎮守社としての 新熊野神社、 鎮守寺として 三十三間堂が創建されれた。 新熊野神社を 「いまくまの」というのは 紀州の熊野に対して 京の今の熊野というと 人々の認識が 由来だそうです。 1月15日 小正月におこなわれる 火祭り神事、左義長です。 元は宮中の行事で 三本の青だけを結び 扇子や短冊を添えた 左義長を焚き上げ その年の吉兆を占う 炎が高く上がると 「吉」だそうです。 神事について丁寧に 説明される神主さんです。 この日も左義長について 説明されました。 紙吹雪のように見えるのは 切麻(きりぬさ)で 祓い清めるためです。 もっと清めてほしい人は・・・ 手を挙げた方に振りかけ 最後は自分に・・・ ユニークな神主さんです。 山伏の唱える般若経とともに 神火が点けられました。 燃え上がった左義長は その年の恵方の方向に 倒れると言われています。 今年の恵方は「南南東」 南南東へ倒れるかな・・・。 期待通りに 南南東へ倒れてきました。 危ないので恵方へ 倒れるように鎖で引くので ご安心を・・・。 熊野の古道めぐり 本殿の裏の高台に 熊野古道が・・・。 法皇は一生のうちに 34回も熊野詣でを されたそうですが 参詣は大変なことで、 そこで 熊野の新宮・別院として 創建されたのが 新熊野神社です。 ​例年なら山伏さんの お加持​​​​​​​​​​​​​がありますが この時は山伏さんがお一人 神主さんの鈴を受けて 清々しく・・帰宅​ 左義長神事を終わります。

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