秘仏金色不動明王の御開扉(ごかいひ)三千院
金色不動堂への参道途中に弁財天秘仏の金色不動明王像が御開扉されている時期に参拝できました。4月16日~5月15日まで平成元年に建立された金色不動明王堂不動明王には色があって関西の不動明王は3色青不動は東山の青蓮院門跡(しょうれんいんもんせき)赤不動は和歌山県の「高野山別格本山・赤不動明王院」黄不動は滋賀県大津市の「園城寺」通称「三井寺」京都にもあるようなのですが東京の不動明王は黒不動と白不動が加わって5色だそうですね。三千院のは不動明王は黄不動で金色です。もう一段高い場所へ平成10年に建立された観音堂です。身丈の大きい観音様が立っておられます。観音堂のまわりのシャクナゲは白色のみ清楚で美しかった。観音堂の横に「二十五菩薩慈眼の庭」補陀洛浄土を模して造られたそうです。補陀洛とは観音菩薩の降り立った霊場ヤマブキの黄色が白いシャクナゲに映えていました。せせらぎの音が聞こえてくる方へ・・・。赤い橋を渡ると大きな石仏が座している祠「鎌倉石仏・阿弥陀如来」です高さ2,25mです。小川に沿って並ぶのは「おさな六地蔵」頭の上に鳥!?6月頃にはアジサイが見られる辺りを回って戻ってきました。春は桜、初夏の新緑にシャクナゲからアジサイにかわり6~7月は観音堂の前に京鹿子晩夏からは藤色の大原菊、秋は紅葉!季節を問わず美しい景色に癒される三千院です。長くなりましたが三千院を終わります。5月ですから・・・カーネーションを。(^▽^)