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今年から年収一億以上の上場企業役員は有価証券報告書に記載されるのですかね?
なかなか話題になっています。 いろいろ批判されていますがわたしの意見は「プロ野球選手であれだけ一億以上もらってる人がいるし別にいいじゃない」ということです。 あまり知られてないけどアメリカの役員クラスの年収は半端じゃないですよ。それに比べて日本の上場企業のいいところ(数少ない)は役員報酬が少ないところだと思ってます。 で大日本印刷の社長7億円台の年収ですか。 会社四季報の情報をメインにこの年収はいったいどういったものかを考えます。 まず普通の社員の年収、37.2歳で647万円。結構いいです。でもその平均年収の100倍以上ね。一般人より社員が怒りそう。もっと給料あげろって感じで。 株主への還元はどうか。近年の配当性向は高いです。50%以上。自社株買いもきっちりやっているようで7.9%と自社株口が筆頭株主になっていて株主還元はキチンとできている印象。 ストックオプションで高い報酬になっているかとおもったらそんなことは無くてストックオプションは発行してません。大企業でSOを発行すると大きな希薄化はないのはいいところなんだけどその代わり株価上昇のため比較的高値でも自社株買いを行なって株主利益をそこなうことがあります。トヨタなんかがいい例でもっと批判されてもいいでしょう。 問題はROEが低いことですかね。前期で2.4%のROEは資本の使い手としての社長の責務をまっとうしているといいがたいと思います。わたしは前述したように高報酬容認派ですけどその年収取るのだったらROE10%くらいは出して欲しいですね。ようは高額年収を得るのだったら資本の使い手として優秀であるということが株主から求められると思います。これが企業経営者の本質です。 自己資本はざっと9160億円ですか。これで10%のROEだったら916億円の利益。前期の4倍の利益で株主も文句言いません。 2.4%なら国債より多少マシな程度ってことで国債買い付けるのは年収300万円の人だってできますから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.29 22:43:26
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