2011/10/13(木)09:20
今朝の日経新聞記事より
少しまえ株友達が「海運安いと思うのだけど」といっていたのが気になってました。
ところが今朝の日経新聞一面の記事で『丸紅、LNG船事業買収』の見出しが!
そこでこの買収価格を元にPMV(プライベートマーケットバリュー)の考えを元にちょっと海運研究してみました。
買収は1隻あたり16万立方mの積載量を持つLNG船8隻の所有権益を1000億円です。
ということは総積載量は16×8=で128万立方mになります。
記事の最後にLNG船の大手は日本郵船、商船三井と紹介されていました。
そこで日本郵船のLNG船事業を見てみると総積載量は約398万立法メートルということですので今回の丸紅の買収と比較してみると398÷128で3.109になります。
ということは3.109×1000億で日本郵船のLNG船の事業価値が出ます。
それが3109億円!
今朝の市場が始まる前の日本郵船の時価総額は3435億円です。ほぼ時価総額に近い額ですので相当に今の郵船の株価は割安に評価されているんじゃないでしょうか?
ここ最近は価値志向の投資家にとっては銘柄探し楽しいんじゃないですかね。