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昭和電工ここ最近乱高下といった感じでボラティリティーが高くなっていますが機関、アナリスト向け発表をした後、証券会社が目標株価、レーティングの変更が数社行われそれを受けてといった面が大きいと思います。
そんな中で気になったのが以下の発表で2019年黒鉛電極の市況が悪化するという米系証券会社の判断です。 http://web.fisco.jp/FiscoPFApl/NewsDetailWeb?nwsId=0009350020181213023&token= この報道には私は違和感あって12月12日鉄鋼新聞3面に昭和電工のアナリスト発表に出席した記者と思われる記者の書いた記事を読んだのですがその中では市況は逼迫しているため販売価格を原料価格に連動する「フォーミュラ方式」を見合わせるといった内容で需給の逼迫感がひしひしと伝わってくる内容でした。 また黒鉛電極メインの東海カーボンは来季は20%増しで価格交渉が進んでいる報道が最近あったばかりです。 https://jp.reuters.com/article/ホットストック:東海カーボンが買い先行 また12月11日に以降出された各社レーティング・目標株価の変更は強弱まちまちといったところですし以前からの最上位のレーティングを継続したままの証券会社も多いです。 米系証券会社が黒鉛電極の事業の不振を感じたとすれば新中期経営計画の中にある黒鉛電極事業が含まれる無機部門で3年間で3250億円の営業利益すなわち一年平均1083億の営業利益を素直にとったからかもしれません。 今季すでに3Qまでに979億の営業利益を稼ぎ私の推計では今季1456億に程度と思われる無機部門営業利益からすればかなり見劣りする数字です。 まあ保守すぎる経営計画も考えものですね。D/Eレシオなんかも21年の目標で0.5になってましたけど今季3Qですでに0.69に達しており今季末で達成されそうな勢いです。 今季予想修正がいつも行われるときに行われなかったのは今季の勢いよすぎで中期経営計画の数字がちゃんちゃらおかしくて同時に出せないからと私は思っているんんですけどね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.12.16 11:43:31
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