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カテゴリ:最先端治療
欧米においては 口の中に金属の詰め物を使わないメタルフリーという考え方が日本よりも浸透しています。メタルフリー治療の普及率は、欧米で20%前後、日本では5%未満と言われています。
金属アレルギーと歯科金属の関連性につきましては エビデンスに欠ける部分も未だあるようですが、お口の中で毎日使用する物ですから「より生体親和性の高い素材を選びたい」という考えは とても大切なことだと思います。 近年は、ジルコニアという強靭性と耐久性に非常に優れた新世代セラミックの登場 とCAD/CAMを利用した、コンピューター制御によるセラミック加工がジルコニアへも応用できるようになったことから メタルフリー治療が一気に広がりを見せるようになりました。 先週の 金曜、土曜とインプラントの上部構造(差し歯)としての ジルコニアの装着が続けてありましたが、 その透明感の或る色艶の素晴らしさもさることながら 金属のような鋳造変形が生じませんので 噛みあわせなどの再調整が少ないのも 術者としては非常な魅力であります。 昨日は 全く噛みあわせ調整をせずにすみましたので有り難かったです。 昨日の患者様は、私の知り合いの美容皮膚科のO先生からの紹介の患者様でしたので ある程度責任が果たせてホッとしています。 5月の初めには、今度は左下顎のインプラント治療を希望されました。 ![]() ジルコニア の差し歯(上) と アバットメント=土台(下) ![]() ![]() ジルコニアは、インプラントだけでなく 普通の差し歯、ブリッジ としても利用できます。 従来のセラミックス治療(メタルボンド)では 強度アップの為 内面に金属が使用されますので 金属イオン(主に銀イオン)の溶出により、歯肉が黒く着色したり(メタルタトゥー)、歯肉が退縮した時に 金属の黒いラインが現れたり(ブラックマージン)することがあります。 ![]() メタルタトゥー ブラックマージン ![]() メタルボンドによるブラックマージン を ジルコニアに変更 また金属内冠の差し歯は、光源の入射を遮断してしまうため、天然歯と比べると色調が暗くなる場合もあります。 差し歯をセラミックに変更しても 土台が金属のままだとメタルタトゥーの原因にもなりますし、光の透過性も低下します。 こういう場合は、土台もグラスファイバー(ファイバーコア)に変更すると効果的です。 ![]() 光の透過性と柔軟性に優れた歯の根っこに優しいファイバーコア 昨日も新規の若い女性の患者様が、前歯の下の黒ずみを気にして来院されましたが、土台から金属を外し、ファイバーコア と ジルコニア による治療を希望されているようでした。 メタルフリー治療は、現在のところ保険診療の範囲外の物が多いのですが、ジルコニアは耐久性も優れていますし、変色も有りませんので 長い目で御検討頂ければと思います。 ※一部画像は、デンツプライ三金の了承を得て「アンキロスインプラントシステム」「セルコン ジルコニアセラミックス」から掲載しております。 只今 ぼんやりとテレビを観ながらブログを書いていますが、 松任谷 由美の「DESTINY」を久しぶりに聞いています。 高校時代にカセットテープが擦り切れて千切れるまで聞いていた思い出がありますよ。 この10日からコンサートツアーを復活したらしいですね。時間があれば行きたいです。 私としては「荒井 由美」時代の強烈なイメージしかなく、今では寧ろ 御主人の正隆氏の方を車を通してよく知っているという感じなのですが、多分明日は何十年かぶりに「荒井由美」の曲を聞きながらの通勤になると思います。これからCD探します。 明日はお昼前から インプラント・オペが入っています。「荒井由美」から少しばかり元気を貰えればと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月13日 01時34分49秒
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