ドル円チャート分析 11/14
本日の記事も前回に引き続きドル円についてです。昨日の同時刻頃(深夜1:45)にECBのラガルド総裁の発言がありました。そのどのニュース記事の内容も追加金融緩和の継続、拡大を匂わすもどです。FRBのパウエル議長も同意見のものでした。その発言を受け、実際には決定していない金融緩和でもドル円チャートはジリ安となりはじめ、実際に売りの勢いが今では強くなり、現在レートでは104.60付近まで下げてきました。13日金曜日だけでも50pipsは下落しました。どちらの総裁もファイザーのワクチン報道は歓迎するびきものと述べていますが、まだまだこの先の景気回復は先行き不透明でまだまだ長期化するというもので、追加金融緩和が必要ということを匂わせえています。先週の急騰もありましたが、やはりそのままドル高相場の回復はまだ先だったということになりました。期待感で買っているというのが、一番強いと思いますが、ファンドの中にはドル安相場を嫌がるファンドもいると思うので、これをきっかけにロングを仕込んできたというところもあると私は考えています。個人的には106円台は突破すると考えておりましたが、昨日の発言が売り要因、あとは利確要因の先駆けとなったと思います。あれだけロングが入っていれば利確幅も大きいものなので、一斉に利確が入れば、逆にロングで入っている個人の損切も巻き込み、また大きく下落することでしょう。私自身、利確が現在も遅れており結局元々設定していた、104.53の逆指値で利確がかかると思います。少し、粘り過ぎたことが今回の反省点ではありますが、ここで利確となっても100Pipsは取れたことになるので、諦めるのが肝心ですね(笑)最後に改めてチャートを見てみましょう。【チャート】○4時間足○日足○週足チャートはテクニカル目線で見ます。私が一番注目したのは週足の20SMA(ピンク)です。下降トレンドラインもそうなんですが、20SMAにもずっと沿って下落トレンドが続いています。今回の急騰でも突破できず、タッチしてから髭を引いて大きく下落してきました。このMAは非常に硬いものかと思いますので、このMAを割らない限りトレンド転換はないかと思います。約今年の7月頃からもう既に4か月間は続いていることになります。今後テクニカルでみたら、この移動平均線は非常に意識されるものになるでしょう。にほんブログ村