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ルアー職人&フライ巻師のBLOG

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2010年09月の記事

全49件 (49件中 1-49件目)

1

渓流シーズン最終釣行～記録更新～

　ボクの住む辺りの渓流の漁期は、3月1日から9月30日まで。　本日、シーズン最終日に、やっぱり行って来ました。　ひとつ前のエントリーでmatsuが書いている北陸釣行の想い出を胸に、シーズンオフに突入する方が･･･と、いう思いも大いにあったのですが、今日で終わりという日に仕事が休みだと、ジッとしてはおれません。　最後までアマゴを狙うか、イワナを狙うかで迷っていました。　アマゴなら昨年行った滋賀の渓に行こうと思っていたのですが、天気予報は無情にも雨マーク。　アマゴそのものには多少の雨は悪いことではありませんが、あの沢に続く道はガケ崩れの多発地帯。　あの沢に入れなければ、ボクは他のポイントを知りません。　最終釣行だけに、それだけは避けたいもの。　結局、今年は終了とした･･･つもりだった･･･いつもの渓へと出掛けることに。　夜明け前に出発する時には、ハラハラと粒の細かい雨が落ちています。　まぁ、この程度なら･･･と、車を走らせると、徐々に雨足が強くなってきました。　夜は明けていましたが、まだ薄暗く水温も低いだろうと予想して、目的の渓の手前の道の駅で、しばしの仮眠。　「ガラン、ガラン･･･ガン、ゴロン･･･」　「もう、うるさいなぁ･･･何時だと思ってんだよぉ･･･ん？･･･8時半？！」　隣でプロパンガスのタンクを積み替える音に目が覚めると、雨も小降りになっています。　慌ててポイントに向かいます。　　そして、釣り始めてスグにドラマが！！リールの直径65mm posted by (C)matsukuniフライのサイズ#12 posted by (C)matsukuni　ボクのイワナの『ミニマム記録』更新です！　･･･って、なんでやねん！！　しげさんのイワナや、みのふさんのアマゴを夢見て、最終釣行に出掛けたのに･･･(kuni)

Sep 30, 2010

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北陸釣行　T谷にて　その４

　「熊出没注意」の看板の前で楽しい昼食をとりました。　あやシゲな男衆４名の集いには、熊殿もカツアゲには来れまい。　それにしても山の空気は美味い。　森の熊さんも、こんなに美味い空気を汚しにくるニンゲンを見つけたら、そりゃあ腹が立つだろうね。　ボクはちょっと遠慮がちにカンチューハイの栓を抜くと、「ありがとう」と山の神様に黙礼したのでありました。神様潜む森 posted by (C)matsukuni　とびっきりのシエスタを我慢して、午後の釣り開始。　しげさんに案内された沢は、昨年の釣行で最後に釣った場所。澄んだ沢 posted by (C)matsukuni　濁りも無く、水量も申し分なし。　お日さんももうすぐ山の陰に入って絶好のミノーイングタイム。　皆が入渓する場所から、林道を徒歩で１０分ほど下ったところから釣り始めました。　このポイントは、突き当たった堰堤からは高巻できません。沢を下らなければ退渓できない場所なので、通い慣れた方でも敬遠するんでしょうねえ。　　最初のポイントから次々イワナがミノーにアタックしてきます。　それでも春の釣りと違って、フックアップのチャンスは一度きり。　二度三度とミノーを追ってくれません。　ちょっと真面目に魚釣りしますと。ようやく手乗りイワナです posted by (C)matsukuni　やっと手中にイワナを収めることに成功。　竿抜け区間を確信する、うれしい反応が次々と。いいぞマサカサン posted by (C)matsukuni　沢のイワナとリズムが同調する至福の時間。　おーい、と釣果自慢したいにも同行メンバーは数百メートル上手。　　満足し切って林道をさかのぼると。　　皆さん満足げな表情。　　　今年もココに来られて良かった。　　　一人で釣る１０匹より、皆で釣る１０匹の嬉しさよ。　森の神様ありがとう。　仙人しげさんありがとう。　kuniよbabaKありがとう。　夕日のクールダウンに、今日一日の自然のリズムに同調できた笑顔が重なる時。北陸の夕日はいつも posted by (C)matsukuni　ヒトとして、たまらない充実感に包まれるのでした。　　おわり　　　　　　　　（matsu）　　

Sep 30, 2010

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無水アルコール

　秋の遠足『北陸釣行』の際に、あるものを失くしてしまいました。　それはドライフライに付着した魚の「ヌル」を溶かして除去する、『ドライフライ・リフレッシュ』という小瓶に入った小さな小瓶。　すぐに注文はしたのですが、この際なのでネットで調べていると『無水アルコール』を試して、好感触を得ている方が多いようです。　そこで空いていたリキッドフロータントのボトルを探し出して、『無水アルコール』を注ぎました。無水アルコールと新品フロータント posted by (C)matsukuni　右のラベルを剥がしたものが、『無水アルコール』です。　この空きボトルを探している時に、なぜか見つけた『新品のフロータント』･･･　誰が何時買ったんだ？？？(kuni)

Sep 29, 2010

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軌跡の星の植物館

　先日家族で渡った島にて、若い友人写真家『ヒルマンくん』に教えてもらった植物館に行きました。039 posted by (C)matsukuni041 posted by (C)matsukuni043 posted by (C)matsukuni047 posted by (C)matsukuni050 posted by (C)matsukuni052 posted by (C)matsukuni054 posted by (C)matsukuni058 posted by (C)matsukuni059 posted by (C)matsukuni066 posted by (C)matsukuni078 posted by (C)matsukuni082 posted by (C)matsukuni110 posted by (C)matsukuni121 posted by (C)matsukuni147 posted by (C)matsukuni　大き過ぎず、小さ過ぎず･･･ちょうど良い規模の植物館で、とっても快適でした。　何度か、すぐ近くまで行っていたのに、ここは初めての場所。　ヒルマンくん、良い場所を教えてくれて、ありがとう。(kuni)

Sep 28, 2010

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シーズン終盤にして、在庫充分　

　渓流シーズン終了を目前に控えて、例年なら寂しくなっているはずのフライボックス。　なぜか今年は、この時期にして在庫充分です。在庫充分 posted by (C)matsukuni　昨年までの定番フライ『クリップルダン』を、ほぼ封印したというのが今年の大きな流れ。　『クリップルダン』は何年かに亘って、ボクの定番フライだったのですが、今年は新しいパターンの開拓のために、あえて使用頻度を減らしてみたのです。　その結果『パラシュートパターン』や『エルクヘア･カディス』といった、オーソドックスな毛鉤の良さを再認識。　そして、あまり使ったことのなかった『スペントパターン』が、かなりの効果を発揮するシーンにも遭遇することができました。　たまには、こういったテストイヤーを設けるのも大切なことなのかもしれません。(kuni)

Sep 27, 2010

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どちらも成長中

　なぜかトカゲ好きな娘。　昨日もカナヘビくんを捕獲。捕まっちゃった posted by (C)matsukuniどちらも成長中 posted by (C)matsukuni　エリマキトカゲのように見えなくもない彼は、どうやら脱皮の最中だったようです。　捕まえた側も、捕まった側も、どちらも成長中。無事に開放 posted by (C)matsukuni　しばらくカナヘビを愛でていた娘に、ようやく開放された彼。　お疲れさま。　しっかり大きくなるんだよ。(kuni)

Sep 27, 2010

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明石海峡を渡る『タコ』

　入社以来、きっと初めてとなる繁忙期の日曜日の休日。　振替休日を、どこにも入れる日がなくて、やむなく充てた休日なのですが、せっかくなので家族で明石海峡を渡ってきました。　9月初旬に発表された、明石海峡を渡る『たこフェリー』の愛称で有名な明石淡路フェリーが、「航路の廃止と会社清算」とのニュースに少なからずショックもあったので、今回は明石海峡大橋を通ることなく、『たこフェリー』で海峡を渡ることに。　何度も乗ったことのある船ですが、こんな乗船番号は初めてです。銀河鉄道か？ posted by (C)matsukuni　船内は、まずまずの混雑。船内 posted by (C)matsukuni　平日でも、こんな状態が続けば存続の可能性の有るのでしょうが、秋の行楽シーズンの日曜日に待ち時間なしで乗れちゃうようでは、やはり経営は厳しいのでしょう。　船旅は秋風を受けて、快適そのもの。頑張ってきた船と頑張っている橋 posted by (C)matsukuni年季の入った旗 posted by (C)matsukuni風を切って posted by (C)matsukuni　暗くなるまで天照大神の島で遊んで、帰路も『たこさん』にお世話になります。間もなく･･･ posted by (C)matsukuni到着 posted by (C)matsukuni船上から posted by (C)matsukuni　いつも通勤途上に見上げる橋も、反対側から眺めてみると、ちょっと贅沢な風景。　この船が引退するのは、やはり寂しいなぁ。(kuni)

Sep 26, 2010

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matsuと劇薬

kuni「こんなこととかさぁ、あんなこととかに使ってるんだけど、だいぶ減ってきたんよなぁ。」matsu「どれくらい要るの？」kuni「小さい小瓶程度やで･･･」　先日の北陸釣行の際の、ボクとmatsuの会話。　しばらく経ったある日、会社のボクの机の上に『劇薬』と書かれた、歪に膨らんだ小さな封筒が･･･　中から出てきたのが、写真右側の小瓶です。アセトン posted by (C)matsukuni　頻繁に使うわけではないのですが、いつの間にか以前購入した左側の瓶の中身は減っています。　matsuちゃんに貰った小瓶のおかげで、また当分欠品の心配はなくなりました。　しかしmatsuちゃん･･･なんでも持ってるなぁ。　こんな『劇薬』を持ってきてくれたmatasuは、至って穏やかなオトコです。(kuni)

Sep 26, 2010

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小腹が空いたら･･･

　先日見つけた、こんなもの。TS2D0162 posted by (C)matsukuniTS2D0161 posted by (C)matsukuni　コーンポタージュでも勿論良いのですが、このパイが中々存在感があって、ちょっと小腹が空いた夕方過ぎの職場で良い働きをしてくれました。　食欲の秋来たる？？(kuni)

Sep 25, 2010

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北陸釣行　T谷にて　その３

　午前中、ぼちぼちヒットがありましたが、ネットインしたのは〇。　秋シーズン特有のショートバイトをランディングに持ち込めません。　　でも水量次第で「しめしめ」と思えるようなポイントが次々に現れます。白岩淵 posted by (C)matsukuni　最深部で３メートルくらいありそうな淵。　今まで見たこと無い幻想的な渓相。　魚のストックはありそうなポイントですが、流れも緩く淵の奥深くまで太陽光線が届いて誘い出すのはむずかしそう。　　ミノーの泳ぎだけを見るつもりで淵の最深部にミノーを沈めます。　穏やかな流れと眩い太陽光線の中にミノーを泳がせました。　　やっぱり止水に近い流れでは、シンキングミノーの動きはダルいなあ、　と思ってピックアップしようとした時。　足下の岩陰から黒い影が浮上しました。　　尺オーバーの立派なイワナです。　竿先数十センチの距離では誘いのアクションが出せず、尺イワナはもとの住処に帰っていきました。　楽しい昼食ほはさんでの午後からは、ちょっとまじめに魚釣りをしなきゃなあ。　と思いつつも、心はすかっり満たされているのでありました。（matsu）

Sep 25, 2010

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ボサボサ度数

　同じような2本の毛鉤ですが、こちらはテール付きでボディハックルが少なめ。テール付き posted by (C)matsukuni　そしてこちらはテールを省略して、ビッシリとボディハックルを巻いたもの。たっぷりボディハックル posted by (C)matsukuni　きっと細めのティペットでキャスティングしたら、風車のようになってしまうでしょう。　一応の対策としては、柔らかい雌鶏の羽根を使っているのは、9月の亜成虫と同じ。　ボサボサ度数が高めの鉤と、低めの鉤･･･どちらが釣れるかなぁ？？　こんな机上の計算だけで巻いた毛鉤が、ボクのボックスには大量に詰まっています。　年々、そんなフライが増えているのですが、それでも巻き続けてしまうのです。(kuni)　

Sep 24, 2010

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秋の訪れ～fall back to sleep～

　突然やって来た秋ですが、体調を崩されたりしていませんか。秋の空 posted by (C)matsukuni　この気温は、布団から中々逃げ出すことができず、『fall back to sleep』したくなります。　『fall back to sleep』は、なにかって？　『二度寝』のことだそうです。　良い季節ですね。　さぁて、遅番出勤するとしましょうか。　行ってきます。(kuni)

Sep 24, 2010

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8月から9月になった亜成虫

　8月の終わりに巻いてみた『August Dun』ですが、ハックルが長すぎた為かボクが巻いた亜成虫は、濡れると上に向けたハックルが開いてしまい、キャスティング中にクルクル回ってティペットがチリチリになってしまいました。AugustDun posted by (C)matsukuni　なんとかフックの上方向に撫で付けたハックルファイバーのクセを、そのままキープする術はないものかと思案しました。　ヘアを扱うプロに聞いてみたところ、熱を加えたりして一度はクセを付けてみても、ミクロのレベルでの結合により水に濡れることで、簡単にヘアのクセは元に戻ってしまう･･･とのこと。（かなり専門的なレベルで教えて貰ったのですが、覚えているのは、この程度＾＾；）　だとすれば違うアプローチで解決するしかないと判断して、ちょっとしたマイナーチェンジを施しました。　改良点はふたつ。　1.張りのある雄鶏の羽根から、しなやかな雌鶏の羽根に替えること。　2.見栄えが悪くなるので、やりたくなかったのですが、ハックル下部をカットすること。　そして、巻き上げたのがコレ。01マイナーチェンジ posted by (C)matsukuni　いくつか巻いて、ハックルの長さもバランス良くできたように思うので、8月の亜成虫のようにキリキリ舞いはしないと思うのですが･･･02いくつか巻く posted by (C)matsukuni　カットしたハックルが目立たないように、ボディはボサボサ系のラビットファーで仕上げました。03後姿 posted by (C)matsukuni　これで、なんとか思惑通りに事が運べば嬉しいのですが･･･　8月の亜成虫が、9月の亜成虫に成長したかどうか、確認に行かなくては。(kuni)

Sep 23, 2010

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北陸釣行　T谷にて　その２

　ボクは高いところが好き。　高いところから魚を見つけるのも釣り人観察も楽し。橋の上から posted by (C)matsukuni　今回の釣行でも、高いところから釣人観察。　この二人のキャストなら、いつ魚がとびだしてもおかしくないからね。　流れを下るフライをこの角度から観察すると、イワナの住処と表情がよくわかる。　イワナはのんびり餌を獲るイメージがあるんだけど、この日の彼らはショートバイト。　　イワナの隠れる岩陰に、フライが最も近づいた時に突然姿を現しフライにアタックする。　その一瞬の早いこと。　　でも、高い角度から観察すると、口を大きく開けてフライに食らいつくイワナの表情たるや獰猛な肉食獣そのもの。　　こちらに向かってくるその容姿には、少し恐怖感を覚えました。　見ているだけじゃあ我慢ならないので、堰堤の上からミノーを放り込みます。　　ミノーを水面まで浮き上がらせないように操作すると、ワラワラとミノーを追うイワナの背中が見えます。　この角度では、小技は使えないのでそのままトイッチして食わせます。　　　この釣り方でたくさん掛けましたが、水面上で暴れられるし、バーブレスフックのおかげで全部ばれました。堰堤の上から posted by (C)matsukuni　まあ、ぼちぼち釣りましょう。　　　　（matsu）　　

Sep 23, 2010

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お腹の旨い魚

　先日、マスキチ（この季節はアユキチ）くんに頂いた鮎を食しました。　前回たくさん貰った折に、『味醂干し』が予想以上の旨さだったので、今回も迷ったのですが、鮮度の良さを見ると塩焼きがベストと見込んで、大半を塩焼きに･･･定番塩焼き posted by (C)matsukuni　先週のサンマ同様『ヒラキ』という手もあったのですが、これはボクがどうしても『お腹の苦味』を食べたくて、干すのを断念。　さらに先日、みのふさんのブログでも紹介されていた『鮎メシ』を久しぶりに食べたくて、妻にリクエスト。鮎メシ posted by (C)matsukuni　今年最後となる、鮎を堪能させていただきました。　アユキチくん、ありがとう。　余談ですが、彼は今シーズン泣き尺（２９ｃｍ）の鮎を2尾も釣って、「１ｃｍの壁は厚い」と呟いておりました。　川の魚のひとつの壁は、やはり『尺』なのでしょうか。(kuni)

Sep 22, 2010

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贋作を巻く･･･

　今日の休みは午前中は怠惰に過ごし、午後からは備前氏のパターンを真似て巻いて･･･巻いて･･･巻いて･･･　気が付けば、夕方でした。01そして夕方になった posted by (C)matsukuni　氏のブログで紹介されていた、ハックルの長いパラシュートパターン。02ハックル長っ！ posted by (C)matsukuni　「なんで、こんなに長い？？」　と、思いながら文章を読むと、なるほど『蜘蛛』を模してみたわけね。03なるほど蜘蛛ね posted by (C)matsukuni　確かにスパイダーに見えます。　ただ、魚は『蜘蛛』に限定しているのではなく、なんとなく大きめの『美味しそうな虫』に見えて、パックリといっちゃうのでしょう。　そして次は以前にも挑戦したことのある、『ヒゲナガ・パターン』です。04ヒゲナガ posted by (C)matsukuni　かなり存在感のある毛鉤ですが、全体にソフトな構造なので魚に弾かれることなく、口に収まってくれるはず。　お腹の質感も、なかなかリアルで良いですね。05ヒゲナガのお腹 posted by (C)matsukuni　大きめのボリューム感ある毛鉤たちなので、たった10本程度ですが相当な量です。06ボリュームある毛鉤たち posted by (C)matsukuni　今までとは違うタイイング法をマスターしようと思ったら、とにかく大量に巻いてコツを身体に叩き込まなくてはいけません。　このくらいでは、まだまだ･･･(kuni)

Sep 21, 2010

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北陸釣行　T谷にて

kuniが釣る。IMGP1956 posted by (C)matsukuni　この一年で、彼の魚釣りは一段と上手になりました。　だれの（↓）お陰かは言うまでもないでしょう。しげさんが釣る。しげさん posted by (C)matsukuni　ボクらが一匹しか隠れていないと思えるポイントに、まだまだ可能性があることを教えてくれます。さらに　渇水で枯れた渓に恵みの雨を降らせる、不思議な術を使う仙人みたいなヒトです。バーバーKが釣るK氏 posted by (C)matsukuni　シンキングミノーにPEラインを組み合わせたボクの釣りと、サスペンドタイプのミノーにナイロンラインを組み合わせた彼の釣り方の比較は、たいへん参考になりました。　後半の連続ヒット時はホント、ミノーが良く泳いでいました。さすが指先職人　さらなる珍客の登場カモシカ posted by (C)matsukuni　魚っ気が無かったポイントは、コヤツが先行していたのかもね。（かモシカして、ウコちゃんの着ぐるみだったのか？）　　写真を整理しながら釣行を振り返り、妄想を膨らますのもまた楽し。　渓流の釣りっていいなあ。　　　（matsu）

Sep 21, 2010

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CDCカディス

　このカディスの巻き方や効能を書いてます･･･という氏のブログを読んで、買ってしまった雑誌『Fly Fisher』　なんとなく巻き方は検討をつけていた通りだったのですが、なるほど氏の考えが小さな毛鉤にギッシリと詰まっているのが、文章から伝わってきました。　早速巻いてみたのですが、なかなか思うようにまとまってはくれません。CDCカディス posted by (C)matsukuni　こいつは、たくさん巻いてコツを掴まなければいけません。　いやいや、困ったなぁ。(kuni)

Sep 20, 2010

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あっちのイワナ、こっちのイワナ

　北陸のイワナは、渓の底質の違いからか淡い色合いの個体が多いように感じます。01Kさんのトロフィー posted by (C)matsukuni02艶やかなイワナ posted by (C)matsukuni03濁りの中で posted by (C)matsukuni04北陸イワナ posted by (C)matsukuni　ちょっとブルーがかった、淡い色彩に白い斑と、薄桃色の斑が点在します。　釣り上げた瞬間に、いつもの鳥取の渓に泳ぐイワナではないことを感じて、「ハッ」とするのです。　ちなみに、これはボクの大好きな鳥取の沢で釣った、精悍なイワナ。05鳥取のイワナ posted by (C)matsukuni　イワナは棲む場所によって個体差が大きい魚種なので、行く場所によって個性があって面白いのです。　渓に立ち込むと、どこに行っても幸せですが、こんなことに気付いてしまうと、各地に違う幸せが存在するのだと認識することになります。　もっと、いろいろな幸せを探しに行きたい、今日この頃です。(kuni)

Sep 19, 2010

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Aautumn Sword Fish

　この季節になると、毎年一度は食べたくなる魚を買いに行きました。　今年は例年に比べて値段が高く、魚屋さんに見に行くことも止めていたのですが、ようやく重い腰を上げてみると･･･01生さんま posted by (C)matsukuni　思いの外、安くなってる。　まずは買って帰ったら、身を引き締めるために濃い目の塩水に氷をぶち込み、秋刀魚を投入。02身を締める posted by (C)matsukuni　10分ほど浸しておけば秋刀魚の身の芯まで、しっかり冷えて身が締まります。　ここからは身が崩れないように一気に、スピード勝負。　頭を落として腹を出し（実に綺麗な秋刀魚で、お腹も崩れず、ボクは腹ごと食べたかったのですが、子供たちは苦味が駄目なので已む無く除去します。）腎臓を取りつつ、冷えた塩水でサッと洗います。　2尾は皮を剥いだら、3枚におろし腹骨を梳いて、たっぷりの塩をまぶして冷蔵庫で30分。　その間に残りの2尾を開いて、こちらは甘塩で干し網に乗せて風に当てます。　最初の2尾のアラも、軽く塩を打って干し網に･･･　冷蔵庫の2尾を取り出したら、『醸造酢』でよーく塩気を洗い流して、『米酢』に漬け込みます。03醸造酢ではなく米酢 posted by (C)matsukuni　大きなバットなどで酢に漬け込んでも良いのですが、酢の消費量が多くなり過ぎます。　そこで下の写真のように、昆布を挟んだ秋刀魚の切り身にキッチンペーパーをキッチリ張り付け、そこに酢を染み込ませます。　こうすることで、少量の酢でムラなく漬け込むことができるのです。04昆布を挟んで酢に漬ける posted by (C)matsukuni　とても新鮮な秋刀魚だったので、酢に漬けるのは1時間足らず。　ホントは大葉の上に盛りたかったのですが、買い忘れてしまったので皿に直接盛りつけ。05さんまのきずし posted by (C)matsukuni　「秋刀魚のきずし」の完成です。　これを「生姜醤油」で食すのが旨いのですが、せっかくなので先日買ってきた魚醤「よしる」にオロシショウガを加えた「生姜よしる」で･･･　これがまた･･･　数時間、風に当てた開きを炙ると･･･06さんまの開き posted by (C)matsukuni　賛否両論あるでしょうが、ボクは新鮮な魚であっても、ただの「塩焼き」よりも「開き」のような干した魚の方が断然旨いと思います。　これも勿論･･･　次回に備えて、包丁を研ぎ上げます。07砥ぎ上げる posted by (C)matsukuni　使う直前に研ぐ方が切れ味の面からも、良い方法だと思いがちですが、研いだ直後に刺身を引くと金属臭が移るので、使用後に砥いで次回に備えるのが吉。08砥石 posted by (C)matsukuni　もっと大きめの、上質な砥石が欲しいのですが、砥石って高いんですよねぇ。　秋の味覚に舌鼓。　食欲の秋、タイイングの秋の始まりです。(kuni)

Sep 18, 2010

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ディアがターキーに化けた日

　ナチュラルカラーのディアヘアが少なくなっていたので、仕事帰りにフライショップ『Loop Knot』に寄り道。　オーナーの正木さんと、四方山話をしながらディアヘアを物色しますが、ボクの欲しい毛足の長さや太さにマッチするものがなく、今日はディアヘアの購入は断念。　いろいろなカラーや、太さ、長さのものを取り揃えているショップですが、天然素材は一期一会。　「欲しいものがないので、また来ます！」　･･･と、言えないところが巻師の性。　なにやら魅力的なマテリアルが、あっちの棚から、こっちのパネルから、ボクを誘惑します。　シーズンオフになると、なぜか巻きたくなるウェットフライの素材が気になって、まずはティンセルとヘンフェザントクイルを手にします。　レジに歩みを進める道すがら（その間1.5ｍ）ブラウンマラードが、ボクを呼びます。　そして、その後どうしても視線を切ることができなかったのが、ターキークイル。　この七面鳥さんを置いて家に帰るなど、できませんでした。ターキー、フェザント、マラード posted by (C)matsukuni　このイカシタ霜降り模様を使って、このイカレタ巻師は何を巻くのでしょうか･･･　渓流のシーズンオフ近し･･･　タイイングのシーズンイン近し･･･　さらには『ある方』がBlogで紹介されていた、雑誌まで買ってしまったことは更なる誤算でした。　(kuni)

Sep 17, 2010

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いやいや、ビックリ･･･

アウトドア・釣りジャンルのブログ一覧における、前日のアクセス数 01:キャンプ・アウトドアガイ・・・(4748) 02:つり市場(4694) 03:「おいやん」の鮎掛け(1365) 04:愛すべき道具達・・・。・・・(1333) 05:イカ大魔王のエギング日記・・・(1191) 06:鎌倉★ブログ　(1154) 07:口出し・その弐(1122) 08:ルアー職人&フライ巻師のBLOG(1031) 09:Memorial Melody | フォト・・・(773) 10:〇ﾊﾟｯｸﾏｿ〇とゆかい・・・(764) 　こんなアクセス数なんて、想像すらしたこともありませんでした。　よくもまぁ、こんなマニアックなところに多くの方においでいただき、本当にありがとうございます。　嬉しいやら、申し訳ないやら･･･(kuni)

Sep 16, 2010

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バーバーK氏、対イワナ初陣を制す！

　山の風が駆け抜ける木々の木陰に車を停めて、のんびりランチの時間を過ごしました。　食後のコーヒーを済ませると、あまりの気持ち良さに、そのまま午睡にしても良いなぁ･･･とさえ思える、爽やかな空間。　しかし、一応ボクたちは割りと釣りの好きな連中の集まり。　北陸釣行、午後の部の開始です。　午後一番に入ったポイントは不発に終わり、朝から濁りの薄れるのを待っていた沢へと移動します。　沢の濁りが取れていないのを見て、「しげさん」が尋ねます。　「この濁りで、ルアーで釣れるもんかねぇ？」（午前の部ノーキャッチだったバーバーKさんのことを、気に掛けてくださっていたのでしょうね）01濁った沢 posted by (C)matsukuni　多少の不安はあったものの、まずは試してみようとタックルをセットして釣り開始。　matsuとバーバーKさんは下流の方へ、ボクと「しげさん」は車の直下から釣り始めました。　すぐに合流してきたバーバーKさんに先を譲って、小さなポイントに何度も毛鉤を浮かべていると、大きな声が･･･　「やった～～～～～！すっげ～～～～～～～！！横から出てきて、引ったくって行った～～～～～！！！」　満面の笑みで獲物をぶら下げるバーバーK氏に、「しげさん」も破顔一笑！！02初イワナに感動 posted by (C)matsukuni　「アカン、足が震えてるわ･･･いや、手も震えて、フック外されへんし。」　その興奮が伝わって、ボクのシャッターを切る手が震えて、たくさん撮った写真も、ほとんどがピンボケ。　ちょっと離れたところにいるmatsuを、大声で呼ぶと急いで駆けつけてきました。　全員で喜びを分かち合います。　これもバーバーKさんの、真摯な姿がそうさせてくれるのでしょう。　駆けつけたmatsuも含めて、みんなで大撮影会状態。03撮影会 posted by (C)matsukuni04歓喜の1尾 posted by (C)matsukuni　優しくイワナを流れに返すバーバーKさんの目が、どれだけ優しかったことか･･･　こちらまで、嬉しい気分にさせていただきました。　そして、そんな興奮の冷めやらぬ次のポイントで、またもや良型イワナをキャッチ！05すぐに2尾目 posted by (C)matsukuni　「なんかな、さっきと同じような感じで出てきてん！！すっげ～～～な！」　伝わりますか？この感動。　これを機に、それぞれに釣り開始。　流れの脇の小さな巻き返しに浮かべたボクの毛鉤に･･06続け！ posted by (C)matsukuni　勿論、ベテラン「しげさん」も。07しげさんもキャッチ posted by (C)matsukuni　当然のごとくmatsuも。08落としちゃった posted by (C)matsukuni　せっかく釣り上げて手にしたイワナを、足元の溜まりに落としてしまったmatsu。　「ここに、おるねんけどな･･･あ、逃げた！」　でも、全く悔しさのカケラもない様子。　なぜだか北陸のイワナと、いつも行く山陰のイワナは、雰囲気が違って妖艶だなぁ。09妖艶なイワナ posted by (C)matsukuni　こんな艶っぽいイワナを、いくつか釣ったmatsuは既にご満悦で橋の上から、高みの見物と洒落込みます。10橋の上から見守るmatsu posted by (C)matsukuni　ずっとボクたちに先を譲り続けてくださった「しげさん」に、釣り方を見たいからと先行していただくと･･･あっと言う間に。11元気なイワナとしげさん posted by (C)matsukuni　この元気者のイワナはフッキングした位置から、3つも小さな落ち込みを下って、やっとネットに納まりました。　でも、どんなに元気なイワナも、「しげさん」の元気には到底敵うはずもありません。　残り時間が少なくなって、最後のポイントと決めた区間には、ミノーイング組のバーバーKさんとmatsu、フライ組の「しげさん」とボクに別れて入渓。　いくつかのイワナに遊んでもらって、宿の朝食で出た一夜干しのカタクチイワシほどのチビッ子が･･･12煮干か？？ posted by (C)matsukuni　「このサイズがいるということは、まだ来年も大丈夫そうやね。」　と、「しげさん」と話しつつ先を見ると、前方の堰堤下にバーバーKさんの姿。　程なくイワナをキャッチする姿を見て、「もう満足だぁ･･･片付けるか。」と堰堤に歩きます。　堰堤の上から3人を見下ろすmatsuが、なにか言っています。　「kuniちゃん、そっち側はまだ出るで！」　よし、ラストキャストやな。　堰堤の左端付近に白いカディスを浮かべて、水面下からイワナが浮き上がるのと同時に、上から戦況を見守るmatsuが「出た！」と声を上げるのを聞きつつ、ロッドを立てました。13〆の1尾 posted by (C)matsukuni　出来すぎのフィナーレ。　最高の友人「しげさん」に感謝、バーバーKさんに感謝、matsuに感謝！　そして、北陸の山の神に感謝、イワナに感謝！！！(kuni)　追記：ボクの北陸釣行記は、ここまで。mastuの釣行記も、お楽しみに。　　　　しげさんのブログはコチラ　→　『しげじいのフライと鮎釣り、ワカサギ釣りも』

Sep 16, 2010

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ショック･･･

　写真13枚も貼り付けた、長編エントリーを書き上げて、後はネームを入力したら『公開する』をクリックするだけ。　･･･だったのに、間違って消してしまった。　立ち直って、書き直すまで、今しばらくお待ちください。　あ～～～～、ショック。(kuni)

Sep 16, 2010

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よしる

　北陸釣行の続きの前に、お土産の話を･･･　北陸道のSAで、『よしる』を見つけました。「よしる」 posted by (C)matsukuni　『よしる』とは、イワシを塩で漬け込み発酵させた、いわゆる「魚醤」のことで、秋田の「しょっつる」や、タイの「ナンプラー」同様の調味料のこと。「よしる」とは posted by (C)matsukuni　ちょっと前に秋田の「しょっつる」の特集を見て、食べてみたいなぁ･･･と、思っていたのです。　実はこれ、また同行のバーバーKさんに買ってもらったものなのです。　昨年の滋賀釣行の際にも、同じように『生八つ橋』を買っていただいたのですが、また同じように･･･　「kuniクン、なに買うの？」　「これ！･･･『よしる』っていう、魚醤を買おうと思って。」　「じゃ、俺も買おう。」　と、レジに並びました。　先に支払いを済ませたバーバーKさんが、振り返って「にやり」と笑います。　「ん？」という表情のレジのオニーサンに「2本分！」と告げて、自分の『よしる』、ボクの『よしる』、レジのお金を順番に指差しニッコリ。　またヤラレちゃいました。　昨年のことを忘れていなかったので、お金を財布に放り込まれないように、しっかりとガードしていたのですが、こんな責め方をされちゃうと･･･　この場を借りて･･･バーバーKさん、ありがとうございました。　こんな気配りを、さり気なくできちゃう人との釣行が楽しくないはずがありません。　そんな楽しい釣行の続きは、また･･･(kuni)

Sep 15, 2010

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秋の北陸～matsu-kuni釣行記～

　今回の釣行メンバーは我々matsu-kuniコンビに加えて、素晴らしき先輩でもある友人の「しげさん」と、バーバーKさんの4人パーティー。　mastuの仕事が終えるのを待って、バーバーKさんをピックアップしたら目指せ北陸路。　大津のサービスエリアで夕食を済ませ、宿に入ったのがpm10:00頃。　まずは、楽しい遠足の始まりを祝して乾杯です。01到着の乾杯 posted by (C)matsukuni　順番に風呂に入ったり、バーバーKさんへのmatsuミノーの贈呈式、mastuのここには書けない楽しい話などで盛り上がるうちに、あっと言う間の午前様。　どんなに夜更かししても、朝は5時に起床。　窓の外は曇り空。　「雨、大丈夫だったなぁ。」　早朝のご飯を提供してくださる宿のおかーさんに感謝しながら、今日一日の活力源をモリモリ食べます。02一日の活力源 posted by (C)matsukuni　スバヤク身支度を整えたら、しげさんとの待ち合わせ場所へと向かうことに。　この「しげさん」という方は、待ち合わせに遅れるなどということは有り得ない上に、かなり早めに待ち合わせ場所に現れるのです。　そんな方をお待たせするわけにはいかないので、今回は待ち合わせ時間より30分早く到着するように車を走らせることにします。　荷物を積み込んで、いざお気に入りの宿を出発という頃に、フロントガラスを叩く雨粒。　「あ、雨が降り出した！！と、いうことは･･･しげさん、もう待ち合わせ場所に到着してるんだ。」　そんなことを話ながらアクセルを踏むと、待ち合わせ場所には、やはり見覚えのある車が。　こんな行動も、我々は見習わなければいけません。　簡単に朝の挨拶を済ませたら、「アメニモマケズ」釣り場へ急ぎます。　ポツポツと降っていた雨は、やがて本降りに･･･　前を行くしげさんの車が、雪除けの「シェルター」内で停まりました。　「kuniちゃん、ここで支度しようか。これじゃ、釣り場で準備するだけで、ずぶ濡れになってまうから。」　しげさんの提言に、もちろん誰も異論はなし。03朝の準備 posted by (C)matsukuni　ボクらの正装（ご覧の通り、タキシードに蝶ネクタイ）に着替えたメンバーは、再び釣り場への道を走ります。　まず入った沢は雨の影響か、増水＆濁りが見えます。　しげさん曰く･･･　「ここは、ひとまず違う沢を目指して、雨が落ち着く午後にでも引き返して来よう。」　この判断の早さこそ、ベテラン師匠の凄さです。　そして次に入った場所には、なんと先行者の車が2台。　「あぁ、ここで釣り師に会うなんて、ないと思ったのになぁ･･･ショックだなぁ･･･」　しげさんは、そう言いつつも「あそこの堰堤と、こっちの堰堤までの区間だけやってみて移動しようか･･･」　と、先行者が攻めていないであろう場所を予測して、的確なスケジュールの組み立て。　ほとんど上がった雨の中、きっと水温変化などの影響でドライフライの釣りには厳しいだろうと、軽い気持ちでボクも3人と渓に降り立ちます。　堰堤下の淵はミノーイング組（matsuとバーバーKさん）に任せようと、そこに続く小さな瀬と落ち込みの連続するポイントにフライを浮かべていくことにしました。　予め結んであった「テレパラ」に、丁寧にフロータント処理を施し、ショートキャストでジワリジワリとポイントを攻めます。　3つ目くらいのポイントで、浮かんでいた「テレパラ」が水面下に沈んで、ゆっくりとピンクの目印が流れているのをピックアップしようとした時･･･　「フワリ」　石の下から浮かび上がった褐色の魚体が、身を翻し、ピンクの目印が視界から消えます。　軽く竿を立てると、お馴染みの「グルングルン」という躍動感。　戦況を見守ってくれていたバーバーKさんとmatsuの声を背中で聞きつつ、ネットに可愛い魚を横たえました。04安堵の1尾 posted by (C)matsukuni05テレパラにヒット posted by (C)matsukuni　北陸釣行に来始めて、初めて朝イチの獲物をボクがキャッチ。（いつもは必ずmatsuが一番）　これで肩の荷が下りたので、リラックスして一日の釣りに望めます。　魚を見て、ちょっとテンションの上がった大切な仲間を、ファインダー越しに追う心の余裕が生まれました。06それぞれの思い posted by (C)matsukuni　程なくmatsuも初ヒット。07matsuちゃん初ヒット posted by (C)matsukuni　この頃には、すっかり雨も止んで雨雲も撤退の様子。08去り行く雨雲 posted by (C)matsukuni　不発に終わった一つ目の堰堤を見限り、次の堰堤を目指しました。09再びやる気 posted by (C)matsukuni　ポイントを見ると、やっぱりmastuは張り切ります。　しげさんは、我々優先でガイド役に徹してくださっています。　先行者が叩いた後だったのか、反応がないままに移動です。　次に行った場所で、しげさんが指差すポイントは「必ずイワナがいる」という淵です。　まずはイワナを釣るのが初･･･というバーバーKさんに釣ってもらいます。　誰も打ち合わせなどなくても、満場一致でこんな決断ができる雰囲気が、最高に気持ちが良いのです。　チェイスはあったものの、選手交代したmatsuにもヒットはなく、秋の難しさを痛感。　魚からの反応がないまま、釣り上がるバーバーKさんに悲劇が･･･　かなりの流れの中で岩に引っ掛かったミノーを外そうと、ロッドティップまでラインを巻き取り、竿先でミノーを外そうとしているうちに、竿そのものが岩に挟まってしまったのです。　そこは流れが急な上に、深さもありなんとか水中の状態を知ろうと、写真を撮ったものの手が出ない状態。10悲劇 posted by (C)matsukuni　しばらくボクとバーバーKさんで、なんとかしようと試みたもののロッドは外れず、そうこうしている内に、竿先数センチのところで折れてしまいました。　「どうしてもmastuちゃんに貰ったミノーを、なくしたくなかってん･･･」　と言う、バーバーKさん。　ここで気持ちも折れないか心配していたのですが、中途半端に折れていた竿先を第2ガイドのところまで切り詰めて、再度釣りを始める姿を見ると闘志は失っていない様子。　これなら大丈夫かな･･･　午前の部は、matsu-kuni＆しげさんが数尾ずつのキャッチと、バーバーKさんがノーキャッチのままランチタイム。　（注：しげさんのコメントによると、午前中はしげさん１キャッチだったそうです。ボクたちに釣らせようと、ガイドに徹してくださってましたものね。ありがとう、しげさん）11ランチ posted by (C)matsukuni　どうも、秋のイワナは気難しいのです。　きっと、ランチを食べながらも、しげさんは全員にイワナが釣れるように、知識を総動員して午後の計画を練ってくれていたに違いありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）(kuni)

Sep 15, 2010

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やっぱり、しげさんは偉大だ！

　さきほど帰宅し、タックルやウェアを片付けて、シャワーを浴びてひと段落。　北陸matsu-kuni珍道中は、無事終了。　今回の釣行でも痛感したのは、「やっぱり、しげさんは偉大だ！」ということ。ザーザー posted by (C)matsukuni　朝から曇りで、午後には晴れるんじゃなかったっけ？？？　今宵は、ここまで。　おやすみなさい。(kuni)

Sep 14, 2010

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おうちに帰るまでが遠足

北陸道の『とあるSA』にて、楽しい余韻に浸りつつの晩餐。帰路 posted by (C)matsukuni渓流イワナ初挑戦の方を交えての、北陸道matsu-kuni珍道中は、また…(kuni)

Sep 14, 2010

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待ってろよ！

いざ北陸へ！待ってろよ、イワナ達！いざ出陣 posted by (C)matsukunimatsu-kuni珍道中の、始まり、始まり～～～(kuni)

Sep 13, 2010

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長距離特急

　ずっと電車好きだった息子が持っていた、プラレールのシリーズ。　かなり規模を縮小していたのですが、ついに最後の砦を手放す決心が付いたようです。卒業 posted by (C)matsukuni　ヤツは玩具に限らず、「自分の持ち物を手放す」という行為が大の苦手。　本来なら宝物を手放すなど、到底できない相談･･･　ところが、ヤツが決心したのは「あの子」にあげるなら、手放しても良いかも･･･と、思ったそうです。　たった一度しか会ったことのない、ちびっ子ですが親近感を持っているようです。　オヤジ同士が、不思議な縁で親友となったのを肌で感じているのかもしれませんね。　長距離特急、間もなく発車します。(kuni)

Sep 12, 2010

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テレパラ

　なんだか間抜けなタイトルですが、『テレストリアル･パラシュート』（陸棲昆虫を模した、パラシュート系の毛鉤のことです･･･念のため）のことですね。孔雀落下傘部隊 posted by (C)matsukuni　活性の高い、梅雨時くらいのイワナに抜群に効くフライで、ボクの大好きなパターンのひとつ。　先日のホームリバーの最終釣行（クドイヨウデスガ、ヨソノカワニハ、マダイキマス）の際にも、活躍してくれました。　ほぼ同じ頃に遠くの渓で釣りをされた「しげさん」は、パラシュートパターンは駄目で、全く性質の異なる毛鉤で結果を出されたとのこと。　やはり、渓のお魚さんたちは一筋縄にはいきませんね。　特に今のような渇水した渓のイワナは、フライパターンを絞るのがホントに難しい･･･　次回釣行は、どんな毛鉤が活躍してくれるのでしょう。(kuni)

Sep 11, 2010

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カフェラテ、コーヒー、チョコレート

　久しぶりに一緒に仕事をしたKAMEくんですが、相変らず彼との仕事は余計な気を遣うこともなく、快適に仕事が進みました。　7月の仕事の時と同様、仕事先からの帰り道にヤツの昼食を買うべく寄ったコンビニで、車で待っていたボクに、お土産が。SEATTLELATTE posted by (C)matsukuni　相変らず、心安らぐ気遣いです。　なんとなく、すぐに飲み干すのが惜しい気がして、持って帰って来ちゃいました。　写真に撮って、よく見るとカップの下部にシアトルの町並みが描かれているのですねぇ･･･スペースニードルも書かれてるし･･･　そして夕食後には、山で汲んできた清き水で淹れたコーヒーと、チョコレート。コーヒー＆チョコ posted by (C)matsukuni　このチョコは、先日スカイテリアさんから贈っていただいたもの。チョコ posted by (C)matsukuni　KAMEくんのカフェラテといい、スカイテリアさんの贈り物といい、こんな気遣いを頂くと気持ちが落ち着きますね。　そんな気遣いができる方々に･･･感謝。(kuni)

Sep 10, 2010

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～2010～ホームリバー最終釣行記か？

　台風に伴う雨で渓はリセットされて、きっと釣果は大幅にアップするはず･･･と、捕らぬイワナの皮算用をしつつ夜明け前のバイパスを走ります。　まずは夏前に新規開拓した沢を目指し、夜露に濡れた朝の渓に到着。01夜露に濡れた朝 posted by (C)matsukuni　雨の影響が残っているようで、渓は笹濁りで悪くはなさそうな雰囲気。　しかし、ボクが流すドライフライには一向に反応がありません。　きっとmatsuのミノーを踊らせたら、なんらかの反応があるのだろうなぁ･･･と、思いつつも峠を越えて次の沢筋へ。　3頭の鹿と遭遇した峠は、気温16度と先週よりも一歩ずつ秋へと近付いていることを感じます。02峠は16℃ posted by (C)matsukuni　次に入った渓も決して悪くなさそうな感じだったのですが、ヒットはおろか足元から走り去る魚の影もなし。　結局、先週の沢へと車を走らせました。　同じ水系にも関わらず、そこは濁りもなく先週と水位も変わらず。　いつもの場所から、いつもよりもだいぶ遅れて入渓。　まずは、先週使って乾燥させておいた「アントパラシュート」を結んでポイントに打ち込んでいきますが、明らかに先週よりも反応は悪いようです。　かなり釣り上がった後、岩の横の小さな「ヨレ」からフライを引っ手繰ったのは･･･03アントパラシュートをパクリ posted by (C)matsukuni　外したアントを水で洗って、フロータント処理を施して再び釣り上がるも、ヒットは続きません。　フライをエルクヘア･カディス、CDCカディス、クリップルダン･･･と、ローテーションしますが駄目。　孔雀の羽根で巻いた、「テレストリアル・パラシュート」に結び替えて、念入りに粉末フロータントを擦り込み、ちょっと開けた区間を攻めました。　すると･･･04大きくなるまで釣られるんじゃないよ posted by (C)matsukuni05諦めていたポイントから posted by (C)matsukuni　チビが、2尾。　ふと腕時計に眼をやると時計の針は、間もなく正午。　ランチ休憩です。　車に戻って手早く食事を済ませ、初めに入渓した場所より更に下流へ車を移動させて、再入渓します。　1回の雨くらいでは渇水状態が回復するはずもなく、後半戦も苦戦を強いられることに。　「ここぞ！」と思うポイントでも毛鉤は虚しく、何事も無かったように流れ下るのみ。　そして、いつもは魚が出ないポイントに到着。　ここは、いかにも「釣れそうな」場所なのですが、なぜか不思議と普段はイワナが付いていることがない場所です。　なぜか今日は感じるものがあったのか、途切れそうな集中力をなんとか総動員させつつ、手前のヒラキからフライを置き、反応がないのを見計らって、太めの流れの筋に毛鉤を浮かべました。　イワナにはちょっと早いかも･･･と、思うくらいのスピードで流れる毛鉤を凝視していると･･･　「モコッ！」06しっかり食べて冬に備えよう posted by (C)matsukuni　フライを咥えてくれたのは、サイズこそ大きくないものの、グッドコンディションの1尾。　もっとお腹一杯食べて、来年の春には大きくなってボクのフライを「ハムっ！」と、咥えてね。　写真を撮ってリリースしたら、ちょっと向こうに良さそうなポイントが見えます。　フライを新しい「テレストリアル・パラシュート」に結び替えて、次のポイントへ。　次の落ち込みに続く側から近付くと、キャストができそうになかったので、横から回り込みます。　ポイントのサイドにポジションを取ったので、上流側にフライを落として、ヒラキの方に毛鉤をナチュラルドリフト。　おそらく、イワナの着き場は「カタ」の手前の石。　サッカーボールほどの石に引っ掛かる寸前に、岩の下から･･･　「モワン」07美渓魚 posted by (C)matsukuni08読み通りの位置から posted by (C)matsukuni　この読み通りの位置から出てくれた1尾のおかげで、なんとか今日は竿を仕舞うことができました。　一週間前よりも更に渋くなってしまった、この渓。　先週行ったときにはなかった「ジョー○ア」の空き缶が転がっていたので、きっとこの空き缶を捨てた心無い釣り師に、抜かれていたのでしょう。　今シーズンの、ホームリバー釣行は、これにて幕かな。　あとは遠征に･･･　この道、今年も通い続けたなぁ。09今シーズンも通い続けた道 posted by (C)matsukuni　朝の山奥は、あんなに涼しかったのに、帰りの道中は･･･10帰路道中は33℃ posted by (C)matsukuni　こうして俗世へと、帰ってきたのでありました。　今年もお世話になった隣県のホームリバーに感謝、この辺りより一足早く秋の気配を纏った山に感謝、たくさん遊んでくれたイワナに大感謝。(kuni)

Sep 9, 2010

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ラストスパート　

　いよいよ禁漁が目の前に迫っているので、また行ってきました。捕らわれのイワナ posted by (C)matsukuni　台風に伴う雨の影響で、きっと活性が上がるはず！　･･･と、見込んでの釣行でしたが･･･　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）(kuni)

Sep 9, 2010

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小さめの落下傘

　久しぶりに、渓に恵みの雨が降ったようです。　適度な雨が定期的に降ってくれれば、イワナもアマゴも元気になってくれるでしょう。　台風が過ぎ去ってしまえば、また乾季のような天候が続くような気もしますが･･･　あまりネガティブなことを考えても仕方がないので、活性が上がるという前提のもと、毛鉤を巻き足します。黒パラ posted by (C)matsukuni　今回はインジケーターに、エサ釣り用の「撥水目印」を使用してみました。　この赤い小さな丸い物体が、沢では意外とよく見えて重宝します。　小さな黒い虫を咥える渓魚を夢見つつ、秋季遠足の予定を立てねばなりません。(kuni)

Sep 8, 2010

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規模が小さくて助かった･･･

　現在しげさんやウコちゃんの方に爆進している、マーロウさんです。マーロウ posted by (C)matsukuni　中心気圧がピーク時でも985hPa程度だったので、日本海沿岸をなぞる様に進んだ今回も、このあたりは被害が最小で済みました。　もし同じコースで中心気圧900hPaクラスの『猛烈な台風』が来ていたら･･･ウチの職場など、どうなっていたか分からなかったでしょう。　それはそうと、1992年から使われているhPa（ヘクトパスカル）という国際単位系にあわせた表記ですが、未だにmbar（ミリバール）の方がしっくりくるボクは遅れ過ぎ？？　台風9号により被害を受けた方には、お見舞い申し上げます。　まだ北陸・中部地方を中心に被害が出る可能性のある辺りにお住まいの方は、くれぐれもご注意くださいませ。(kuni)

Sep 8, 2010

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ただ今、密会中

matsuちゃん、頑張ってます。3杯飲んだら、もう1杯 posted by (C)matsukuniトリスハイボール、3杯呑んだら、もうイッパイ。わやさんの、2尺イワナの話を肴に盛り上がってます。(kuni)

Sep 7, 2010

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巻くべきフライ

　先週の釣行で結果を出してくれた毛鉤は、黒いパラシュートがメインでした。釣れた毛鉤と釣れなかった毛鉤 posted by (C)matsukuni　手前の右2本と、左2本が釣れた毛鉤で、奥の3本は釣れなかった毛鉤です。　同じようなエルクヘア･カディスでも、細めに仕上げたものは吉、ボリュームたっぷりに仕上げたものは凶と出ました。　これが場合によっては、全く逆のこともあるし渓魚の気持ちを推し量るのは難しい･･･　一番反応の良かった、黒系のパラシュートを巻き足して、残り少ない今年の渓シーズンを攻略しなければいけません。　今宵も巻くか！！　･･･と、言いたいところですが、今夜はお出掛け。　わやさん、matsuちゃん、後でね！　ではでは(kuni)

Sep 7, 2010

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カリフォルニアから届いた荷物･･･

　カリフォルニアから国際宅急便が届いた。カリフォルニアより posted by (C)matsukuni　ひとつひとつのアイテムに、丁寧にコメントを添えてくださる心遣いが嬉しいのです。　アメリカの空気を感じるお菓子や、ナッツ、コーヒーなどの他に、ヒーリング効果のありそうなCDや、野生動物の写真集まで。野生動物の写真集 posted by (C)matsukuni　実はこの心尽くしの贈り物は、カリフォルニア在住のスカイテリアさんからのものです。　こちらに毎日コメントをいただくスカイテリアさんのブログで、ボクが『キリ番』を踏んだご褒美プレゼントを頂いたと言うわけ。　ボクの家族を可愛がってくれた伯母が、よくこうしてチョコレートやナッツやポップコーンなどを送ってくれていたことを思い出します。　フロリダ在住だった伯母は少し前に他界しましたが、きっとスカイテイリアさんとの交流を優しく見守ってくれているような気がします。　スカイテリアさんに頂いたコーヒーを、ボクのお気に入りの山で汲んだ水で淹れて飲む贅沢。　ちょっとローストの利いた、美味しいコーヒーを飲みながら幸せな気分に浸らせていただきました。　スカイテイリアさん、どうもありがとうございました。　家族で、ゆっくりと楽しませていただきますね。(kuni)　

Sep 6, 2010

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王宮のCDC

　夕べから無性に巻きたくて、頭の中でイメージを固めていた「ロイヤルコーチマン」のバリエーションをタイイング。CDCロイヤルコーチマン posted by (C)matsukuni　鴨のお尻付近に、『脂腺』と呼ばれる器官があります。　もちろん多くの方はご存知のことと思いますが、水辺で羽根の手入れをする鴨が、必ず定期的にお尻付近にクチバシを擦り付けている姿を見たことがありませんか？　これは前述の『脂腺』から分泌される油分を、クチバシに絡めて羽根を手入れすることで、羽根の水弾きを良くしているです。　つまり、この『脂腺』付近の羽毛は、常に油分をまとっている為に水弾きが良く、ドライフライのマテリアルには、打ってつけというわけ。　その羽根のことを『CDC』と呼びます。　話が脱線してしまいましたが、そのCDCをウィングに使った「ロイヤルコーチマン」が、前述の「CDCロイヤルコーチマン」です。　これは、「いかにも」という風貌だと思いませんか。　とっておきの渓で、とっておきの毛鉤を浮かべる悦楽を思い浮かべつつ、今宵もタイイングトリップに出掛けるのです。(kuni)

Sep 5, 2010

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ミノー製作日記

　いよいよ９月ですね。　渓流の釣期も最後の月となってしまいました。　過ぎ行く時間の速さと、日々の生活を照らし合わせてみると、「あれもこれも出来ていないではないか」とつくづく感じる今日この頃。　　まあ、今夏の例にいたしましては、「記録的な猛暑」のせいにしてなんとかやり過ごして行きたい処でございます。　さて、今年も垂水の漁港では、子イカが育っております。セイゴと子イカの勢力争い posted by (C)matsukuni　　漁船の係留ロープの陰を、セイゴとアオリイカの新子が取り合いしていますね。　　毎年、盆明けの頃から、漁港の中で見られる光景です。　９月初旬に、「コロッケサイズ」だったアオリイカの新子は、漁港の中でみるみる育ち、１０月の声を聴く頃になると「トンカツサイズ」になって漁港から巣立っていくのです。　　ボクは、「一杯でおかず充分」に育った頃合いを見計らって、イカ釣りに出かけて行くのですが、近年はボウズで帰る事が多くなりました・・・。　　南向きで、日当り抜群、海の気配を感じることのできる最良物件のようなボクの工房は、連日３５度を超える室温となって南国気分満点。　　つくづく今夏の天候が恨めしい今日この頃。　とうとうオーディオが次々制御不能となって、AMラジオとアナログレコードしか聴けない環境となってしまいました。火星と金星 posted by (C)matsukuni　近年購入したデジタル音源のプレーヤーは全滅。　二十数年前、ボクが高校入学祝いで買ってもらったソニーのリバティ。　このオーディオセットの中のレコードプレーヤーだけが生き残りました。　　　朝のラジオニュースの後は、懐かしのレコードを聴きながら作業をしております。　（エアコンで空調された空間で作業するのは本望ではないのですが・・・）。　四万十の魚たち posted by (C)matsukuni　今年、ボクはあまり魚釣りに出掛けておりませぬ。　テスターの方々から頂戴した素晴らしい釣果写真の眺めながら、今日もストイックに工房での作業は続くのでありました。　　　（matsu）　

Sep 5, 2010

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潤んだ瞳、濡れた体躯

　久しぶりに、ボクが気に入った写真が撮れました。　ま･･･あくまで、ボクの自己満足で、技術がどう･･･とか、アングルがどう･･･とか、偉そうなことは何も言えないのですが･･･反省中のイワナ posted by (C)matsukuni　こんな感じに一眼で撮影したいのですが、渓を釣り上がるのにデジイチを携行するのは、ちょっと･･･いや、かなり不安･･･仕方なくコンデジを持って釣り歩くわけです。　コンデジで自分がイメージした感じに近い写真が撮れちゃうと、「よしっ！！」って思っちゃいますね。　このイワナの写真を見ると、山の冷気を思い出して心地良い気分になれます。　そんな気分を、おすそ分けできたらいいなぁ。(kuni)

Sep 4, 2010

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カディスのマイナーチェンジ

　少ししか釣れなかったけど、気持ち良く癒された先日の釣行で、エルクヘア・カディスのマイナーチェンジ・バージョンを試してみました。caddis posted by (C)matsukuni　一見、なんの変哲もない、「いつもの」カディスに見えますが、ボクが普段使うのとは多少巻き方を変えてみたものです。　いつもはボディはグースクイルなどで巻いた上から、ボディハックルを「少なめ」に巻いて軽く仕上げて浮力を稼いでいます。　写真のカディスは、元祖エルクヘア・カディスとも言うべき『アル・トロス氏』が巻いたもののように、ボディ材はなしでハックルのみを「ビッシリ」巻いたものを真似てみました。　さらに、奥の2本のようにハックルを巻いた後から、エルクヘアのウィングを巻きとめた、オーソドックスなパターンと、手前のように予めウィングを巻き止めて、最後に折り返してウィングを固定したパターンを用意してみたのです。　結果は釣れたのですが、意外と沈みやすくてボクの使い方には合わない･･･というのが、正直な感想でした。　やっぱり、色々とトライ＆エラーを繰り返さないと、良い毛鉤はできないものですね。(kuni)

Sep 4, 2010

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ギラギラの太陽の下･･･

　仕事が終わって一念発起して、職場近くの洗車場へと向かいました。　昨日の釣行で汚れた車を、ちょっと綺麗にしておきたい･･･と、なぜか思ったのです。　今日も晴天、気温は34度。ギラギラ（写真はイメージです） posted by (C)matsukuni　長靴を履いてホース片手に、スポンジでゴシゴシと車体を磨きます。　陽射しはキツク、もちろん暑いのですが、ちょっとした爽快感もあります。　水洗いのみの予定で始めた洗車ですが、ちょっと調子に乗って「よっしゃ、ワックスも掛けちゃる！！」と、固形ワックスの蓋をこじ開けます。　塗り、塗り、塗り、塗り、塗り、塗り･･･拭き、拭き、拭き、拭き、拭き、拭き･･･　アカン･･･暑い。　ボンネットを終えたところでギブアップ。　「今日のところは、この辺で勘弁しといたろ･･･」　みなさん、熱中症には、くれぐれも注意しましょうね。　懸命なボクは、症状が現れるより早く、休憩＆水分補給。　ワックス掛けの続きは、また。　･･･するのだろうか？？(kuni)

Sep 3, 2010

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イワナ以外の収穫

　昨日ロッドを仕舞う直前に、水面に浮かぶ一片の淡いグリーンを発見。　よくよく見てみると、力尽きて川面に落ちた「ヤママユガ科オオミズアオ」でした。ヤママユガ科オオミズアオ posted by (C)matsukuni　死してもなお、まだ美しい自然の造形美。　他に先日の家族釣行の際に見つけた、『カラスアゲハ』や『ミヤマカワトンボ』なども目撃しましたが、写真は撮れず。　小さな生き物たちとの出会いも収穫ならば、帰路立ち寄って汲んできた「名水」も収穫。甘露 posted by (C)matsukuni　この水で淹れたコーヒーが、旨いんだなぁ。　そして、近所のスタンドで「リッター133円」と表記されている中、あえて近所ではなく、釣り場への道中のガソリンスタンドにて給油。リッター121円 posted by (C)matsukuni　なんと「リッター10円」以上も安く給油できたことも、大きな収穫。　あえてガソリンのためだけに行くには、この距離は･･･安いスタンドまでの距離 posted by (C)matsukuni　しかし、釣行の副産物としては、やはりこれも大きな収穫でしょう。　いやいや、なかなか恵まれた釣行でしたよ。(kuni)

Sep 3, 2010

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山深い渓のイワナに癒される

　水がすっかり減ってしまった沢に、半分諦めかけて投じた黒い毛鉤。　いい加減なキャストをした割には、岩の側ギリギリの位置にフワリと着水しました。　岩に沿うようにユラリユラリと流れて、岩から毛鉤が離れそうになった頃に、底の方から猛然とダッシュしてくる茶色い小さな影。　「ピチャッ！」　無意識に跳ね上げた右手に、「グルングルン」と小さな躍動が伝わります。　「なんだ、いるじゃん。」01テレストリアルパラシュートにパクリ posted by (C)matsukuni　可愛いファーストフィッシュの口から毛鉤を外し、そっと渓に返します。　イワナのヌメリの付いたフライを沢の水でジャブジャブ洗って、タオルで水気を吸い取ります。　念入りにフロータント処理を施して、しばらく釣り上がっていると忘れた頃に･･･02別嬪さん posted by (C)matsukuni03この子もパラシュートに posted by (C)matsukuni　6月、7月と良い思いをしたポイントは、ことごとく渇水によってイワナの影はなし。　なるべく深い場所を探しては、いつもより長めに毛鉤を浮かべるようにポイントを攻めつつ、さらに進みます。　ちょっとした深みの手前から順にフライを落としていきますが、手前のヒラキには魚は出ていないようです。　これだけ暑ければ、活性も上がるわけはありません。　それならば･･･と、落ち込みにフライをプレゼンテーション。　なるべく不自然にならないように、ナチュラルドリフトさせると･･･　「モコッ･･･」　ゆっくりとした出方に合わせて、魚が反転する頃にロッドを立てると、底へ底へと「グネグネ」としたファイトです。　「これは、ちょっとデカイ？？」　･･･と、思わせた魚は。04パワフル渓魚 posted by (C)matsukuni05良型の出たポイント posted by (C)matsukuni　意に反して、特別大きなイワナではありませんでしたが、たくさん食べて元気だったようです。　魚も人も、夏場にしっかり食べることができるヤツは、夏バテしないということでしょう。　しばらく釣れない時間が過ぎますが、沢の散歩のつもりで覚悟して来ていたのに、いくつか相手をしてくれる渓魚がいてくれたので、既に満足感が漂います。　もうすぐ退渓する予定の堰堤が近付いた時、ちょっとマシなサイズとちびっ子が連荘。06毛鉤はスッポリ口の中 posted by (C)matsukuni07〆のチビ posted by (C)matsukuni　「充分だ･･･」　これで竿を仕舞おうと、目を上げると木々の間から陽が差して、苔むした倒木が光っています。08光が差し込む posted by (C)matsukuni　こういう光景は、神々しく感じます。　まだ正午にもならない時刻だったのですが、山の神に感謝しつつ毛鉤をティペットから切り取り、ラインをリールに巻き取りました。　車に戻ってのランチは、ざる蕎麦。09ざる蕎麦 posted by (C)matsukuni　さすがに今日は、熱い湯を沸かす気分ではありませんでした。　車を木陰に停めると、気温は28℃で微風が吹いていて、最高の昼寝モード。　ウィンドーを全て全開にして、シートを倒すと1時間半もの快適シェスタタイム･･･　あとは、ここに行けば、目的は全て達成です。10よい温泉 posted by (C)matsukuni　やっぱり、渓は良い。　イワナは決してたくさん釣れたわけではないけれど、充分に心身の『毒』を洗い流してくることができました。　山の神に感謝、渓魚に感謝、よい温泉に･･･感謝。(kuni)

Sep 2, 2010

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渓の空気は清々しい･･･

　夕べ、昨年の釣れなかった釣行記を読み返し、迷いながらも釣行準備完了。準備完了 posted by (C)matsukuni　「兎にも角にも、心身に溜まったストレスという名の『毒』を洗い流すのが目的なので、昨年のように釣れなくても、渓を散歩して、昼寝して、温泉に浸かって帰って来よう。」　そうは思って眠りについたものの、やはり釣れなきゃ面白くないしなぁ･･･と、夜明けよりかなり前にセットした目覚ましも、5分間隔のスヌーズを5回も鳴らして、やっと起きる決心が固まるという体たらく。　しかし、いざハンドルを握って走り出してしまえば、気分は高揚してくるというもの。　早朝のガラガラのバイパスを走り抜け、夜明けを過ぎて、朝の空気が気持ち良い渓の畔に到着です。　連日のスーパー熱帯夜に慣れた身体には、なんと優しい気温でしょうか。理想の気温 posted by (C)matsukuni　すっかり渇水している渓を横目に見ながら、殊更ゆっくりとタックルをセットして、ウェーダーに足を通します。　駐車スポットを取り囲む杉の梢を見上げると、朝が始まる気配が濃厚･･･朝が始まる posted by (C)matsukuni　ボチボチ、行っとくか。ボチボチ行っとく？ posted by (C)matsukuni　チョロチョロと流れる沢に諦めムードで投じた、テレストリアル・パラシュートに･･･獲物 posted by (C)matsukuni　「お！いるんだ･･･」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）(kuni)

Sep 2, 2010

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昨年の今頃･･･

　ちょうど一年前の今頃、夏の心身の疲れを癒そうと山に向かいました。　→　その時の模様はコチラ渇水 posted by (C)matsukuni　今年の猛暑を考えると、この時よりももっと厳しい現実が待っているような気もするなぁ。　山の空気に包まれたいけれど、徒労に終わるのかなぁ。(kuni)

Sep 1, 2010

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1996 Fly Fisher

　古い雑誌を引っ張り出して、過去の記事をパラパラと見ていてフト目に留まったのが、この広告。01懐かしい広告 posted by (C)matsukuni　これと同じ広告を見て、ボクは『イエローストーン　フライフィッシング』という文字に心を奪われたのでした。　実際に旅を決心させた号（1995.8月号）の雑誌は既になくなってしまいましたが、広告の内容が同じだったので、思わず「ドキリ」としました。02.1996年8月号 posted by (C)matsukuni03表紙 posted by (C)matsukuni　この表紙のヤマメは、確か一度デッサンのモチーフにしたなぁ。　まだ、この方もお元気で、来日してキャスティングスクールを開講されていたり･･･04メル氏 posted by (C)matsukuni　この方が、新米フライマンの心をくすぐるアイテムを紹介していたり･･･05芦澤氏 posted by (C)matsukuni06チェストフライボックス posted by (C)matsukuni　この方も精力的に、多方面で記事を書いていらしたなぁ。07西山氏 posted by (C)matsukuni　そうか、この頃から忠類川のサケの調査捕獲が開始されたんだなぁ･･･08忠類川2年目 posted by (C)matsukuni　最近は海のフライマンのイメージを持つ方も多いであろう、この人も「釣って、釣って、釣りまくって」たのが、この頃。09釣って釣って釣りまくる人 posted by (C)matsukuni　ボクの長年のお気に入りの竿が、当時の新製品だったのか･･･10当時の新製品 posted by (C)matsukuni　古い雑誌一冊で、いろいろな想い出が蘇るものです。　たまにはバックナンバーを掘り起こしてみるのも、悪くないかも。(kuni)

Sep 1, 2010

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