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ルアー職人&フライ巻師のBLOG

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Jan 29, 2009
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カテゴリ:フライのお話
 先日巻いた『稚鮎ストリーマー』を入浴させて、泳ぎを見てみたところ気になる点がいくつか…

 今日はさらに巻いて、またお風呂場にて泳いでいただきました。

マイナーチェンジ
マイナーチェンジ posted by (C)matsukuni


 奥が前に巻いたもので、手前が今日巻いたもの。
 ちょっと見ただけでは分かりませんが、今回のものの方がウィングに巻いたピーコックハールを、より張りのあるものに変更して量も増やしてあります。

 他にもいくつか変更箇所があるのですが、細かすぎるので割愛します。

 フックに巻き込むウェイトも、やや多めにして、よりキールの安定感を高めてあります。
 ちなみに旧バージョンはウェイト0.15g、今回は0.25gに設定。(何が違うのか?って…ま、気持ちの問題…???)

 スイムテストした結果も、なかなかの感じだったので、さらに1本追加です。

稚鮎3兄弟
稚鮎3兄弟 posted by (C)matsukuni





 このキールタイプと呼ばれる、鉤先を上に向けて泳ぐフライを巻くにあたって、最初に使用したフックはTMC300という長めのストレートシャンクのモデル。
 これを任意の形に曲げて、使います。

この鉤を加工して・・・
この鉤を加工して・・・ posted by (C)matsukuni


 この鉤を曲げるという作業、なぜか同じメーカーの鉤でも簡単に加工できるものと、アッサリ折れてしまうものがあります。
 この時にチャレンジしたフックは、まさに後者の方。
 1本目は、「パキッ!」という乾いた音と共に、簡単に折れてしまいました。

 そこで次はゆっくりとライターの熱で加熱して、ゆっくりと冷まして焼きなまし(一度焼きを入れて固くしてある金属を、熱を加えて柔らかくすること)ペンチで好きな形に曲げた後、再度ライターで熱して直後に水で冷まして焼き入れ、さらに焼き戻しを経て完成。

 手間が掛かる上に、素人の金属加工で強度面も不安があるかも…

 せめて、もうちょっとシャンク(軸)の太い鉤がないかなぁ、と探してみたら。
 なんと、良いのがあるじゃん!

あるじゃん
あるじゃん posted by (C)matsukuni


 シャンクはTMC300より、やや太めで何より始めから希望の形に曲がってる!!

 …でも、こんなの何時、何のために、誰が(ボクしかいませんが…)買ったのでしょうか?
 一時、なんでもかんでも安ければ…と、いう理由だけで某オークションサイトで買い漁っていたフックが、こんな時に役に立つとは。

 いやいや、有効に使えるときがきて、良かった、良かった。

(kuni)





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Last updated  Jan 29, 2009 10:17:57 PM
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