カテゴリ:フライのお話
先日巻いた『稚鮎ストリーマー』を入浴させて、泳ぎを見てみたところ気になる点がいくつか…
今日はさらに巻いて、またお風呂場にて泳いでいただきました。 マイナーチェンジ posted by (C)matsukuni 奥が前に巻いたもので、手前が今日巻いたもの。 ちょっと見ただけでは分かりませんが、今回のものの方がウィングに巻いたピーコックハールを、より張りのあるものに変更して量も増やしてあります。 他にもいくつか変更箇所があるのですが、細かすぎるので割愛します。 フックに巻き込むウェイトも、やや多めにして、よりキールの安定感を高めてあります。 ちなみに旧バージョンはウェイト0.15g、今回は0.25gに設定。(何が違うのか?って…ま、気持ちの問題…???) スイムテストした結果も、なかなかの感じだったので、さらに1本追加です。 稚鮎3兄弟 posted by (C)matsukuni このキールタイプと呼ばれる、鉤先を上に向けて泳ぐフライを巻くにあたって、最初に使用したフックはTMC300という長めのストレートシャンクのモデル。 これを任意の形に曲げて、使います。 この鉤を加工して・・・ posted by (C)matsukuni この鉤を曲げるという作業、なぜか同じメーカーの鉤でも簡単に加工できるものと、アッサリ折れてしまうものがあります。 この時にチャレンジしたフックは、まさに後者の方。 1本目は、「パキッ!」という乾いた音と共に、簡単に折れてしまいました。 そこで次はゆっくりとライターの熱で加熱して、ゆっくりと冷まして焼きなまし(一度焼きを入れて固くしてある金属を、熱を加えて柔らかくすること)ペンチで好きな形に曲げた後、再度ライターで熱して直後に水で冷まして焼き入れ、さらに焼き戻しを経て完成。 手間が掛かる上に、素人の金属加工で強度面も不安があるかも… せめて、もうちょっとシャンク(軸)の太い鉤がないかなぁ、と探してみたら。 なんと、良いのがあるじゃん! あるじゃん posted by (C)matsukuni シャンクはTMC300より、やや太めで何より始めから希望の形に曲がってる!! …でも、こんなの何時、何のために、誰が(ボクしかいませんが…)買ったのでしょうか? 一時、なんでもかんでも安ければ…と、いう理由だけで某オークションサイトで買い漁っていたフックが、こんな時に役に立つとは。 いやいや、有効に使えるときがきて、良かった、良かった。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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