ルアー職人&フライ巻師のBLOG

2009/10/17(土)05:20

探釣隊の一員になれるか・・・

釣行記(1026)

 ようやく後半戦に突入。  ひとりが魚をキャッチすると、みんなの目の色が変わります。  もちろん、ボクも折角巻いたフライを無駄にする訳にはいきません。  魚を探しつつポイントを歩いていると、奥まった浅瀬で小魚を追う本命魚らしき動きが。  水面が動いたあたりにフライをキャスト、早めのリトリーブで小魚を模した毛鉤は水面で曳き波を立てつつ、こちらに泳いできます。  フライが立てる曳き波の後ろに、3つの黒い影が。  かなりのスピードで左右にジグザグに動きながら、フライとの距離を詰めてくる影。  その内のひとつが猛然とフライを吸い込みます。  「ガボッ!」  ラインを更に強く引いてフッキングし、ロッドを立てると確かな手応え・・・しかし、無情にも魚は鉤から外れてしまいます。  ガッカリしている場合ではありません。  まだ他の魚がいる筈です。  続いてキャストし、できる限り早めのリトリーブでフライを泳がせます。  ライン先端の曳き波・・・すぐ後の水面が盛り上がると同時に、フライが消えます。  「ゴボッ!」  今回は、しっかりとフッキングに成功。  魚は横に走ります。  #7ロッドをしっかりと曲げてくれたのは、メッキ。 ロウニンアジ posted by (C)matsukuni  20cm程度なのに、あのパワー。  恐るべし、ロウニンアジの幼魚。  その後は短い時合いが過ぎてしまったらしく、ポイント移動を余儀なくされます。  チヌに翻弄されたポイントに戻り、matsuと奴隷くん、とんかつ職人くんとボクの2組に分かれてラストチャンスに賭けることに。  長い距離を歩き、早朝に入ったポイントに戻ると、早速とんかつ職人くんが1尾のメッキをキャッチ。  ボクもティペットに結んだポッパーを、流れの中にキャスト。  水面でスプラッシュさせるように、早めのリトリーブ。  「ジャボッ、シュバッ・・・」  水を掻き分けながら泳ぐフライが、暗くなった水面に微かに見えているのを、必死に目で追います。  「シュバッ、シャバッ、ジャボッ・・・ガボン!!」  水面が割れると同時にロッドが曲がります。  小気味の良い引きを楽しませてくれたのは、ギンガメアジの幼魚。 〆の1尾 posted by (C)matsukuni  決して大きくはない魚ですが、〆には充分の獲物です。  気持ち良くロッドを仕舞うと、辺りはスッカリ秋の夜。 秋の陽はつるべ落とし posted by (C)matsukuni  良き友、良き魚、阿波の国に感謝。 (kuni)

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