ルアー職人&フライ巻師のBLOG

2015/02/07(土)18:01

侵入者

フライのお話(1635)

 侵入者を意味する、『Intruder』という名のフライを巻きました。  これはイントルーダーシャンクという軸とラインを結ぶアイだけのものや、ウォディントンシャンクにタイイングして、後ろに取り付けたループにフックを装着するというスタイルの毛鉤。  ボクは安価に済ませるために、サーモンフックにボディ部を巻いて、タイイング後にゲイプをカットすることにしました。  ウェイトは先日巻いたゾンカーで採用した、ピギーバックスタイルで。  最後にゲイプをカットする時に邪魔にならないように、予めゲイプを開いておき、イントルーダーループと、ウェイトのビーズチェーンを巻き止めます。 01下準備 posted by (C)matsukuni  1本目は青いシールズファーをボディに巻く予定だったので、下ごしらえはブルーのスレッドで。 02ピギーバックスタイル posted by (C)matsukuni  もう1本はグリズリーとブラックのハックルと、ジャングルコックのサドルフェザーを重ねてウィングを巻いて、暗色系のイントルーダーにまとめました。 03ハックルウィングイントルーダー posted by (C)matsukuni  フックをカットすると、どうしても切断面にバリができてイントルーダーループが傷付き、場合によっては切れてしまうので防止策を施します。  海釣り仕掛けを作る際に使う「絡み防止パイプ」(ビニールチューブ)を、5mm程度にカットして切断面に被せて瞬間接着剤を滴下。 04ループ切れ防止策 posted by (C)matsukuni  ピーコックハールの長いウィングを持つフライは、『Beauly Snow Fly』というサーモンフライをアレンジしたもので、過去にも巻いて水中での泳ぎに惚れたパターン。  下のパターンはネットで見つけたパターンから、ちょっとアレンジしてみたもの。 05イントルーダー2態 posted by (C)matsukuni  昨日買った『イントルーダーループ』は、中々良い感じです。 (kuni)

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