カテゴリ:釣行記
今日もツレナイ本流の魚を狙って、夜明け前のバイパスを西へ。
前日のうちに確認したから、カメラもオーケー。 ポイントに到着すると、水位は平水で若干の白濁り。 まずはマドラーミノーで様子を見よう、そうしよう。 マドラーミノーでスタート posted by (C)matsukuni このポイントは前に来た時は稚鮎がたくさんいたのに、今朝はいなかったからなんとなく望み薄に感じたので早めに切り上げて次のポイントに行こう。 余分なラインを巻き取って車への道をトボトボと・・・河原のイネ科の雑草を掻き分けつつ歩いていたら、目の前の草やぶに黒いアゲハチョウらしきものが落ちてきました。 しかしどうもアゲハチョウにしては重量がありそうで、もがいている黒いものをよく見るとツバメの子。 可哀想に、もがけばもがくほど夜露に濡れた草やぶの下に落ちていくので、ロッドをそこらに置いて慌ててチビスケ救出。 せっかく美味しい「手乗りツバメの写真」を撮れるチャンスではあったんだけど、そんな余裕もないほどに目の痒みに襲われて、ツバメを足場の安定したところに移したらロッドを引っ掴んで車に逃げ帰ります。 やっぱりボクは、あのイネ科植物の花粉には滅法弱い・・・ ツバメを救出する為に、花粉を大放出する(実際に目に見えて花粉が飛んでいた)イネ科植物に顔を突っ込んだわけだから、そりゃ高濃度の花粉爆弾を喰らうよね。 幸いマスクはしていたから喉と鼻は助かったのは、不幸中の幸いだけど。(このマスクが、その後また活躍する) しばらく涙をだらだらと流しながら休憩したら、意を決して次のポイントへ。(さすがに今日は本気で帰ろうかと思った・・・) せっかく頑張ったものの、当然ながら簡単には魚のコンタクトはなく、違うポイントに向かいますが残念ながら先行者が準備中。(実はこれが、ここにもコメントをくれるヒロシくんだったのは後のmatsuからのメールで知ることになったのだが) 更にポイントを移動して重たいシンキングラインに、#4サーモンフックに巻いたストリーマーを結んでキャスト&リトリーブしている時に事件発生。 バックキャストからフォワードキャストに入ったときにラインの軌道が悪くて、ロッドを握る右手親指の付け根付近にフライがゲイプの真ん中くらいまで深々とフッキング。 簡単に書いてしまうと、その後鉤先を皮膚の外まで完全に貫通させて、小さなプライヤでバーブを潰して引っこ抜いただけなのですが、これをタダでさえ動きの鈍い利き手ではなく左手で行うには相当難易度の高いオペ。 意外と鉤先を貫通させるのに力が要るし、当然痛いし、傷口は小さいくせに出血もかなりのもんだし、20分くらい時間が掛かってしまい、すっかりモチベーションはダダ下がり。(止血の時にマスクが役に立った) 右側の傷が鉤の挿入部、左側の傷が貫通させた箇所。 オペ終了後 posted by (C)matsukuni さすがにザックリとフックが刺さった写真は衝撃が強過ぎそうなので、撮影自粛。 ちなみに、帰宅後に撮った下の写真のフライが、ボクを噛んだヤツ。 被告鉤 posted by (C)matsukuni オペ直後は傷口付近がパンパンに腫れていたけど、なんとか腫れも痛みも引いてきたかな。 その後もう帰ろうかと真剣に考えたものの、なんとか立ち直って何箇所かポイントを回ったけど、キャッチはありませんでした。 せっかく掛けた貴重な良型アマゴは、足元まで寄せてバラスという醜態はあったけどね。 ホントはバラシた話は「きたきた詐欺」みたいなので書きたくはないんだけど、自分は外すのが大変なほどフッキングするクセに、魚のフッキングは甘いという反省を踏まえて書いておこう。 まだまだ懲りずに、行くつもりだけどね。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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皮膚ってめちゃ伸びてなかなか貫通させるの難儀しますね。カエシあったらマジで抜けないし。魚はあんなに簡単にバレるという理不尽。
(May 17, 2018 09:43:48 PM)
痛みを知ってるだけに鳥肌が立つ。バーブつぶしを慎重にやらないと、途中で引っ掛かりそうだね。って書いたらまた鳥肌が。
つばめの子と花粉が何かを教えてくれていたんだろうね。 (May 18, 2018 07:27:30 AM)
うわー!大変な思いをしましたね。私くしも経験があります、思い出しただけで(鳥肌もん)です。病院に行けば手術扱いで、生命保険がおります。写真なんか撮る余裕なんてありませんでした。
(May 18, 2018 03:37:32 PM)
Nori1022さんへ
針先が見えてからが大変だったよ。^^; フックポイント付近をプライヤで挟んで、何回も滑りながら必死に貫通させたもん。(泣) そして当然ながら魚はバラスという・・・ (kuni) (May 18, 2018 05:20:04 PM)
慎之介64さんへ
バーブを潰した後、何度も引っ掛かりそうな突起がないか確認したもんね。^^; それでも抜くときは、かなり痛かった。 抜けた瞬間、右手は真っ赤になったし・・・思い出しただけで・・・ 仔ツバメ、上空で飛んでた連中と合流できてたら良いんだけど。 (kuni) (May 18, 2018 05:22:17 PM)
つくしさんへ
意外と刺さった瞬間は、「あ、手の上にフライが立ってる」くらいにしか思わないんですよね。(現実が受け止められない) 貫通させるときと、最後に抜くときは呻き声を上げちゃいました。 (kuni) (May 18, 2018 05:24:32 PM)
読んだだけでもアソコが「ギュッ」となります(汗)
まさか近場にいたと知っていれば直ぐに駆けつけたのですが(T_T) (May 18, 2018 05:44:41 PM)
ヒロシさんへ
あの時「先行者」が誰か気付かなかった時点で、ボクには運がなかったんだろうね。(笑) さすがに自分自身の手だからできたけど、もし貴殿にオペを頼んだとしたら酷だったと思う。 逆にボクがヒロシくんの手にフックが刺さっていたのを、文章にある方法で抜いてくれと懇願されても病院に行くことを勧めたんじゃないかな・・・なんて、今は思うね。 もし仮にヘルプを頼んだら、間違いなく駆けつけてくれただろうけど。 (kuni) (May 18, 2018 08:13:36 PM)
うわ~~痛かったでしょう!
まず手で良かったと思うしか無い でもカエシ潰して抜き取るなんてね~~ ストリーマーやウエットはフライが大きいから 大変でしょう。 そのあと気力で釣りしてま~~ あまごバラしたのは残念だったね~~ (May 19, 2018 09:56:13 AM)
いやー、災難でしたね。
一旦貫通させてからバーブを潰して抜くとか、読んでいるだけで震えます(>_<) カエシのあるハリは凶器だとあらためて思いました。 ばい菌とか入ってなきゃいいけど、お大事にして下さい。 (May 19, 2018 11:53:47 AM)
ponpontondaさんへ
ホントに手で良かったと思います。 自分で見える位置じゃなかったら(例え鏡で見えたとしても)自力で抜くのは厳しい刺さり方だったしね。^^; あの刺さり方を見て、病院に行ったら切開されて治癒するのに時間が掛かりそうだと思ったのと、少しでも早く処置しないと筋肉が締まって余計に酷いことになりそうだと思って、必死に自分で抜きました。 バラシた魚は(そこそこ)大きかったんだけどねぇ。 さすがに、あの後は集中力が不足してた。(笑) (kuni) (May 19, 2018 08:46:56 PM)
リコプテラさんへ
どうやら化膿とかはしていないようです。 あとは時間が解決してくれるでしょう。 でもね、これ相当な恐怖体験でしたよ。(笑) (kuni) (May 19, 2018 08:48:06 PM) |
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