ルアー職人&フライ巻師のBLOG

2019/04/15(月)07:00

カットして・・・

フライのお話(1634)

ウェーダー内浸水でずぶ濡れになった日にフィールドテストしたプロトモデルですが、マテリアルとフックのバランスは良く、バランスが取れてキール状態で泳いでくれました。 ところがヘッドはラインスピードの早い釣りでは強度が足りず、バラバラになってしまうという結果に。 バラけてしまったヘッド posted by (C)matsukuni やはりあれは、低番手タックルで使うフライにこそ有効な方法だったようですね。 勿論ヘッドを固める方法を吟味すれば使えないことはないだろうけど、キール状態を維持して遊泳姿勢は抜群だったから、ヘッドのリップはカットしてジャングルコックを添えてリメイクしておくことにしました。 ジャングルコックでリメイク posted by (C)matsukuni そして勿論『使えそう』なフライということで、2本ほど巻き足しておくことに。 増産分はウィングのバックテールの間に光り物を数本忍ばせて、若干アピールを高めておいたつもりだけど果たして・・・ 2本増産 posted by (C)matsukuni 殆ど「まんまアクアマリン」だけど、やっぱりこのカラーリングは魅力的ですな。 サイドのピーコックブルーネックフェザーがないので、「なんちゃってアクアマリン」という方が寧ろしっくりくるか。 ちなみの3本ともジャングルコックはフックポイントが甘くなったり、他のマテリアルが駄目になって引退したフライ達から移植しています。 貴重なマテリアルは、大切に使いたいもんね。 買うと高いし・・・ (kuni)

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