メタボリックな・・・

May 24, 2019

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カテゴリ：釣行記

今日の休みは夕方には帰って来ないと行けなかったので、遠出は諦めて比較的近い場所へ。
なるべく早い時間にポイントに到着すれば、ひょっとすると大きなレインボーがライズしていているかもしれない・・・と甘い妄想を抱きつつ6時過ぎに目指す場所に到着。
1本か2本ニジマスが釣れたら、更に移動して今年初の沢の釣りに行こうという目論みです。

目指すポイントには既に先行者がいたので、更に車で移動します。
間もなく山の陰になっている所にも陽が差しそうな頃になると、かなりの虫がハッチするけど魚はライズしません。
タックルをセットして暫く待ってもライズはないので、川辺を歩きながら目を凝らして見ると少し流れの緩くなったプール状の場所にニジマスを発見。
長い間観察していたけど全く水面を意識していないばかりか、ほぼ捕食行動はしていない感じ。

仕方がないのでウェイトを巻き込んだニンフをセットして、一番手前に定位している魚の鼻面にニンフを流し込みます。
見た目以上に複雑な流れで、思うようにニンフを口元に送り込み辛いながら、なんとか3投目で魚が一瞬だけレーンを変えた気がしたので合わせを入れると、狙っていた魚が水中で身を捩っています。

「よしよし、しめしめ・・・あっと言う間に1本目・・・イヒヒ」

一度下流に進んだ魚をロッドでいなしてやると、今度は一気に上流へ疾走・・・

「おっとっと・・・」
「あ・・・」

キャッチ＆リリースが徹底されているところの魚は、ホントに侮れません。
せっかくの1尾目は、あっさりとフックオフ。

まだプールには流れ込みに2本、真ん中に2本、流れの払い出しに1本の計5本が定位しているのが見えているので、これは楽勝で次の1本はキャッチできそう・・・なんて思ったところが甘い。
スレッカラシの魚たちは簡単に姿をくらましてしまうことはない代わりに、中々一筋縄には口を使ってはくれません。

ドライ各種、ウェット各種、ニンフ各種と手変え、品変えするものの、あっと言う間に2時間経過。
ようやくビーズヘッドを付けたフェザントテールニンフを咥えたデカマスは、3度も足元まで寄せたにも関わらずネットイン手前の爆走で結び変えたばかりの4Xティペットをブッチ切って行きました。

「うーむ・・・」

そろそろ沢に移動するなら竿を畳まないといけないと思い始めた10時頃、プールの払い出しに定位していた魚に狙いを絞ってティペットも3Xにした先に重たいニンフを結んで上流から流し込むことにします。
プールが狭まって少し流れが早くなるところに定位しているので、巧い具合に口元にニンフを流し込むのに苦労します。
しかも流れがある分フライを目視できないので、魚とラインとリーダーの動きをそれぞれ注視しつつラインにドラグが掛からないようにメンディング。
一瞬、首を振ったように見えたところで合わせを入れると、一気に上流に走ります。

ずっと定位していた魚を見ていたのですが、いざ掛けてみると予想を上回るサイズで、パワーもスピードもあります。
岩に巻かれないようにロッドで矯めつつ、徐々に間合いを詰めて何度か水面に口を出させたところで一気にネットイン。