カテゴリ:釣行記
この冬一番の冷え込みの中、車中泊釣行に出掛けました。
出掛ける娘を車でとある場所まで送って、その足で釣り場へ。 道中のドライブ中にコンビニで買ったパンを齧りつつ、お昼頃に現地に到着。 最初のポイントで少し早めの流れの中に定位する魚を見付けて、4Xのティペットに3㎜のタングステンビーズを付けたシールズファーボディのニンフを鼻面に流します。 早い流れの底付近に定位する魚の口元のピンスポットにフライを流すのは中々難しく、かなりの時間を掛けて何度も何度もキャストし続け、実は目の錯覚で「沈み石が魚に見えているのか?」と思った頃にフライが流れたであろうタイミングで白い口の中が見えたところでアワセ。 掛けた魚は一気に流心を横切って、浅瀬で2回のジャンプ。 ジワリジワリと寄せてきて、そろそろ腰のランディングネットを広げようかと思ったところで再度流心に突っ込まれたところでラインブレイク・・・ 3Xと4Xのティペットの結び目から、飛ばされてしまいました。 仕方なくずっと川を釣り上がり、今年の初釣りでキャッチしたポイントも丁寧に探るけど反応はありません。 なにやらライズはあるんだけど、どうやらオイカワとかカワムツみたいなコイ科の小型魚みたいな感じ。 仕方なく入渓地点まで戻ってみると、緩い流れにニジマス発見。 ビーズヘッド・シールズファーニンフをドロッパー、リードにテリコを結んだダブルニンフシステムを組んで早い流れの少し向こう側の岩に沿って定位する魚にキャスト開始。 これも手前にある早い流れをかわすのに苦労したけど、しばらくしてキャストしたフライを見付けて泳ぐレーンを変えた直後にアワセを入れると無事にフッキング。 今度はブレイクしないように、慎重過ぎるくらいに丁寧にファイトしてランディング成功。 01ブレイクの後の1本 posted by (C)matsukuni ドロッパーを食っていました。 その後ポイントを車で移動したけど他の釣り師さんが頑張っていたので、早めに切り上げて温泉で身体を温め夕食の買い出しに。 夕べアップしたピンボケ写真の材料で、まずはつみれを煮て、ある程度火が通ったら大根サラダ(細かく切ってくれているので、これなら火の通りが早いだろうと買って来たら、これが思惑通りで大正解)を加えます。 02ディナー posted by (C)matsukuni 03つみれを湯がく posted by (C)matsukuni 04野菜も入れる posted by (C)matsukuni 一旦ここで火を止めて、つみれを突きつつ日本酒で温まります。 最後はうどんで〆たら、デザートまで行きつくことなく満腹。 先日作ったウィンドウの防寒ウレタンマット(銀マット)も上々の出来で、運転席と助手席はカバーせずとも明らかに防寒効果があって冷え込む夜も大丈夫でした。 05ウィンドウ防寒ウレタンマット posted by (C)matsukuni いつもよりフリース素材のツナギを多めに着用して寝たとは言え、夜更けの雪も関係なく寒さで震えることなく熟睡できましたよ。 06夜明け前の雪 posted by (C)matsukuni 天気予報では朝から晴れマークだったのに、中々雪が止まなかったので車内でゆっくりと時間を過ごして8:30を過ぎたあたりで小降りになった雪の中ふつか目の釣り開始。 軽めの化繊系のファジーに巻いたニンフを結び、40㎝ほど上に3Bのガン玉を打ちます。 小さなプールのインレットの荒い流れにキャストして、何度か流したあと「今日は、ここダメか?」と思った頃にラインが流れに対して横向きに動きます。 アワセを入れると、フッキング成功。 朝イチに釣れると、あとは気分が楽。 07朝イチの1本 posted by (C)matsukuni 40㎝チョイと、この川では小ぶりなサイズだったけど、良いファイトでした。 ここから再び車で移動して、前日に釣った場所へ。 しばらく探していると、流れが岩で押されて狭まるところに定位する魚を発見。 これは簡単に釣れると見越してやり始めたけれど、かなりの曲者で何度かフライが良いレーンを流れているにも関わらず見向きもしないどころか、時折フライを避けるように逃げていきます。 ところがスグに同じ場所に戻ってきて、フライは無視するくせに何やら流下してきているであろう虫(だと思う)を食っています。 これが、キャッチ&リリースを繰り返された魚のシタタカなところ。 あっと言う間に視界から逃げてしまえば諦めが付くところを、確実にフィーディングシーンを見せられるもんだから、しっかりここで足止めされます。 そして、実に途中何度も吹雪いていた中で1時間粘った挙句、ボクなりに散々ローテーションしてきたフライを眺めて、ある共通点に気付きます。 そして「これだ」と思えるニンフに結び替えての3投目。 定位している上流2mくらいにティペットがくしゃくしゃになるようにフライを落として、流し込んでいくと狙いの魚がレーンを変えて口を開きました。 08雪中粘って1本 posted by (C)matsukuni これは「してやったり!」感のある、充実の1本。 これで満足して釣りを終了。 09これが効いた posted by (C)matsukuni ヒットフライは、なんの変哲もない多めにウェイトを巻き込んだヘアズイア・ニンフ。 それまでずっとビーズヘッドを付けたニンフばかりを使っていたけど、なんとなく光り物を嫌がったんじゃないかと想像して地味なフライに変えてのヒットでした。 10ヘアズイアニンフ posted by (C)matsukuni ま、たまたまかもしれないけどね。 でも試行錯誤が当たったと考える方がボクの充実感が増すから、きっとゴールドのビーズの有無が決め手となったのだと思うことにしよう。 今日のお昼は夕べ食べきれなかったデザート用のバームクーヘンと、朝食に買った2個のパンの内のひとつ。 11残り物ランチ posted by (C)matsukuni この冬一番の冷え込みの中での釣りは、中々熱かった。 うん、満足だ。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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