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中国から日本へ生産拠点の変動が! アパレルメーカーの中国生産分の納期遅れが深刻だ! 超大手の商社アパレルも、1ヶ月以上の納期の遅れが当たり前になっている。 半年以上前に、ダウンの生産を頼んだメーカーさんが、結局そのほとんどを生産すること が出来ず、お詫びにみえた。 理由は、今までの価格では中国の工場が生産を受けなくなって、間にたっている商社が 代替の工場を見つけるのに手間取り、結局一部しか生産にこぎつけることが出来なかっ た、という理由だ。 もちろん、発注している当社も大きな打撃だが、そのメーカーさんは、信用さえも失いかね ない特大の打撃を受けたことになる。 日本からの発注は、ロットが小さく、不良品にうるさく、価格もシビアだ。 中国の工場は、昨年まではヨーロッパに目を向けていた。 しかし今年は、アメリカの企業からの大量発注が相当数入ってきていると言う。 アメリカ企業の発注は、ロットも日本よりも大きく、不良品に対するクレームもほとんど 無い。 あるのは、価格がシビアであることだけだ。 多くの中国企業が、アメリカ向けにシフトしつつ、人件費の値上がりも同時に抱えている。 さらに、中国の内需が大きくなってきたことも理由のひとつだ。 日本のあるメーカーが、不良品を中国の工場に送り返し、 修理を依頼した。 しかし、中国の工場は、それだったら支払いしないでいいと言い、不良品を全品回収し てしまった。 なぜなら、再修理をするよりも、そのまま中国国内で販売したほうが、はる かに大きな利益になるからだ。 今年の秋冬物から、特にこの傾向が強まっている。 先日、ニットが強い中堅アパレルの展示会に行ったら、中国に依頼していたサンプル すら届かず、結局今回の展示会の80%以上を、国産工場に切り替えたと言う。 工場は国内にあり、縫製する工員さんは中国人というのが、理想的だそうだ。 数々のメーカーさんから、中国の問題を聞く。 バングラディシュの有力な工場は、ユニクロがほとんど押さえているし、ベトナムはまだ まだ共産圏で規制も多い。 おのずと、国内工場に注目が集まる。 しかし、中国にその生産拠点を移してしまった結果、国内の工場の総数自体が激減して しまった。 若干高くても、信用のある国内工場を使ったほうがいい。 そんな風潮が今のアパレル業界に蔓延している。 世界の工場になり、GNPも世界第2位になった中国。 しかし、資源の確保の問題にしても、中国内における外資企業の規制にしても、かなり 強引なやりかたが目立つ。 今回の尖閣諸島の問題も、資源の確保と、一党独裁の矛先を日本というスケープゴート に向けたに過ぎない。 これから少しずつ、国内の縫製工場が復活してくれることを期待している。
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最終更新日
2010年10月10日 01時36分36秒
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