松のページブログ

　先日「株式会社オプトリンクス」というところから、自分の公開しているアドレスにアンケートが来た。どうも調べてみると、Vectorにソフトウエア作者登録していると（さらにアドレス公開してると？）送られてくるのかな？という感じだ。

　アンケートの内容は、フリーソフトまたはシェアウェアを作ってるかとか、どの程度ダウンロードされているかとかそんな感じ。

　この会社のシステムは、フリーソフトに広告表示を強制させることで、会社は収益を得る。フリーソフト作者にも一部還元する、ということのようだ。

　ちょっといやだね。自分が自由に利用してくださいって配布してるものに、わざわざ枷をはめるなんて。

　特に自分のフリーソフトは企業内で使われることを前提としているものもあるので、勝手に広告なんて表示させられない。インターネット上の反応もおおむね否定的で、GPLソフトウェアとのライセンスの互換性に問題を指摘するような内容もあった。

　とはいえ、うっすらと自分も思うところがあるわけで…。たとえば、フリーソフトを利用するのはタダだけど、開発費自体は結構かかったりする。時間もそうであるし、開発用のソフトウェアにも結構お金をつぎ込んだりもするわけで。まあ、根本的には趣味なのだけれど。

　なので、一般的にアドウェアと呼ばれる広告ソフトウェアも内容によっては否定するつもりはないです。まあ、自分がそうしようとも思わないし、大抵のフリーソフトウェアは「善意」のみによって提供されていると思う。まあ、シェアウェアにしたとたんに誰にも使ってもらえなくなるって言う現実もあるのだけどね。

　…書いてるうちに自分でもわからなくなってきたのだけれど、たぶん自分の言いたいことは「フリーソフトウェアを利用するときは、作者さんに少しだけ感謝してあげてね」ってとこかな。