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先日行ったジャズのライブバーでちょっとしたイベントに遭遇した。
ジョニーウォーカー赤ラベルのカクテル試飲会。 ジョニ赤とコーラ、ソーダ、レモネードなどとミックスしたうちで、どれが一番おいしかったですか、というアンケートに答えるというやつだ。 うーむ、大規模なキャンペーンの一環だろうから、この仕掛けだけで判断するのは良くないけれど、おそらくこのイベントの目的が「ウイスキーの再トライアル」と「見込客データの獲得」だとすると、ちょっとずれてないかなあ・・・ 今、ビール系飲料のバリエーション(発泡酒とか)が増えて、とりあえずビールは飲むし、最近は芋焼酎が大流行。ワインはウンチク好きの固定客がいる。 大変なのが、日本酒とウイスキー。日本酒はまだ身近な存在だからたまに飲むけれど、特にウイスキーはみんな、あまり飲まなくなってしまった。 とにかく飲む理由が見当たらない。(必ずしも論理的な理由でなくていいんだけれど。) だから、もう一度ウイスキーのおいしさを再確認して欲しいという意図での再トライアル(試飲)はあまり意味がない。ブランディング系のアプローチで、飲む理由を提示して欲しいよ。見込客とって、個別アプローチしてる場合でもない。 そういえば、中国ではジョニ黒がガンガン売れているそうだ。 なぜなら、高級ウイスキーとしてのブランドイメージを確立したから。購入者は、自分が上流気分を味わいたいという理由を無意識にか持っているはず。 日本でも、ジョニ黒は近い理由でファンがいるよね。 ジョニ赤を飲む理由は何にしたらいいのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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