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キャリア関連の勉強を趣味でしているので、昨今の労働環境の変化をいつも追いかけている。
最近、ほんとにやばいなと思うのが、企業を支えている人たちの多くが、正社員(正規社員)じゃなくて、契約、派遣、パート、アルバイトの人たち(非正規社員)になりつつあること。 企業側から見れば、短期的にはコスト削減になるという明確な効果があるから、躊躇なく労働力の非正規化を進めてる。 でも、これによって失われるものが見えないんだな。例えば、リスクを取る人が少なくなるから、斬新な取り組みができなくなる。組織の中のコミュニケーションが希薄になって、チームワーク力が失われる。組織の中に知恵やノウハウが蓄積されない。 組織って、そもそも、今のビジネスを回す人、将来のビジネスを作る人がうまくチームワークを組んで、集団としてのシナジーを出すものなのに、非正規社員ばかりになったら、なんのための組織なんだろう・・・? まさに大事なものは目に見えない(長期的にじわじわと影響が出てくるから、現時点では見えない)。だからといって、このままじゃ、ほんとにまずい。 まだ、企業で働く人たちは基本的に正社員だったころ、自虐的に「どうせ俺たちは使い捨てだから」と嘆くことがあったけど、今は本当に「使い捨て」される社員の立場の人たちばかりになりつつあるのが現実。 うーむ、どうしたらいいのか、難しすぎて私にはわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月03日 11時02分25秒
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