7月30日(日)、今日はインターネットで『貧乏神神社』というを見つけたんでそこに行ってみることにした。
朝10時くらいに浜松を出発して、ナビを長野県飯田市の貧乏神神社にセット。天気も良く、絶好のドライブ日和だ。名古屋地方気象台によると、静岡県を含む東海地方が今日平年より10日遅れて「梅雨明け」だそうだ。
国道257を愛知県鳳来寺方面に走り、JR飯田線長篠駅の手前を左折、国道151に入って北上する。東栄町のあたりで愛知県道10号線に入ると、途中に「つぐ高原グリーンパーク」という道の駅がある。この道はよく通っているけど寄ったことがないので、ちょっと休憩していくことにした。
ここは、オートキャンプ場や魚のつかみ取りなどが出来るとあって、子供や家族連れでいっぱいだった。
ちょこっと買い物をして車に乗り込んだ。
根羽村のあたりで国道153号線(通称三州街道)に入り昼神温泉方面へ。
信玄塚のあたりに来ると露店がいくつか出ていて農産物を売っている。
(信玄塚は、三河国野田城(愛知県新城市)を攻略中に肺肝を患い、田口・津具を経て甲斐国へ引き返す途中、天正元年(元亀四年・一五七三)四月十二日、五十三歳にて、ここ「ねばね」の上村において他界された。(甲陽軍艦より)その折、風林火山の旗を横にしたのでこの地を横旗という。
信玄公が葬られているとされている信玄塚は村史跡に指定されており(昭和五十六年指定)、現在の国道一五三号線沿いの風林火山騎馬隊の大壁画の東方国道敷に埋没されている。
(根羽村教育委員会建立の案内板より)
ということで、また寄り道。
今は、桃やトウモロコシが旬らしく沢山並んでいた。
その中でもプラムがおいしそうだったので一山買って来た。
長野の美味しい桃↓ と トウモロコシ↓
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★とろける桃の逸品、
信州「黄金桃と水蜜桃」セット 3,800円 |
長野の農家直送
朝採りとうもろこし12本 2,400円 |
そろそろお腹もすいてきたので蕎麦でも食べようと、以前来た記憶をたどって三州街道を北へ…。
治部坂高原を過ぎたあたりで… あった、あった、『そば処おんびら』
やっぱり日曜日というだけあって駐車場はいっぱい。
中に入れず係りのおじさんの前で5分くらい待ったがまだ空く様子はない。
ちなみに、おんびら蕎麦は取り寄せも出来ます。
南信州おんびら生そば
独特の粗挽きそば粉を使った風味豊な田舎風。南信州そば!
[http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/03262af2.4c201a53/?url=http://item.rakuten.co.jp/hiruasa/10000004/:title=おんびら生そば 3人前1,500円]
もう少し先に「末廣庵」という蕎麦屋があったのを思い出しそちらへ移動。
もちろん、この店も混んでいたがどうにか待たずに入れた。蕎麦は一人前800円からだが、お腹がすいていたので約3人前で1,800円の末廣蕎麦を注文。蕎麦粉は国内産(北海道産)使用、ダシは九州からとりよせた鰹節をベースに水は地下60mまで掘り起こした天然の地下水を使用している。
いろいろと寄り道をしたので2時になってしまった。
急いで目的地の[http://www4.ocn.ne.jp/~je0jue/binnboukami.htm:title=貧乏神神社]へ…。
テレビなどで取り上げれB級スポットとしてかなり有名なユニークな神社だ。ちなみに、ナビの施設情報神社の分類で検索しても載っていなかった。(観光スポットの分類になっていた)
ご神体の貧乏神を叩くことによって、自分の中の貧乏神(病んだ心)を叩き出しプラス思考にし意識の向上を図るということらしい。
僕が行ったときは前に一組いただけだった。入場料100円を払うと祭主の桜井鉄扇さんが白装束を着て現れ丁寧な説明をしてくれた。
概略は、ご神体をこの「びんぼう」という棒で3回叩き、自分の足で3回蹴り、豆を投げつけて『貧乏退散』と言ってください。心の中の貧乏神とお別れするのです…。ということだった。
「貧乏で出てけ!」「貧乏で出てけ!」「貧乏で出てけ!」(^_^;)
ちょっと恥ずかしい気もするが言われるとおりにお参りした。
「はいっ!良かった良かった。これでもう大丈夫だ。明日からは良いことばっかりだ!」
と祭主のお言葉・・・。
「なんかすっきりした気がします!?」
本当に効くのかなぁと思いながら周りを見ると、商売がうまくいった・宝くじが当たったなど感謝感謝の御札がびっしり。
祭主:「ちょっとそこに座ってみなさい。」
僕:「はぁ。」
祭主:「腕相撲のように肘をついてこぶしを上向きに…。」
祭主が僕の手を引いて倒そうとするが、どうにか耐えることができ倒れない。
祭主:「じゃぁ。力の気を抜くよ。」「えいっ!」
と言ってもう一度引き倒そうとする。が、さっきと違ってあっけなく倒れてしまう。
僕:「あれっ(*_*)」
祭主:「今度は気を入れるよ。」
また倒そうとするが倒れない。こっちが感じる力の強さはさっきと同じだ。
祭主:「これが気なんだよ。」「ふふふっ。」(ふふふは言わなかったかもしれない、が。)
不思議だ。・・・・・でも、なんか怪しい・・・・???力の強さではなくかける方向か???いやどうなんだろう?
みやげ物でも買おうと見ていると、祭主の奥様が
「この御札が人気ですよ。」とすすめたので「それでは」と2つ返事で300円出して購入。
「では、左手にお札を持って。右手をこの箱の上において」
と言われ、その通りに…。手のひらを上にしておいた右手の上に奥様の手が近づくと
奥:「何か感じる?」
僕:「暖かいです。」(体温かぁ?)
奥:「じゃあもう一度。」「今度はどぉ?」
僕:「普通です。」
奥:「今は、気を入れなかったから。」
僕:「へぇ~!!」(なんか祭主よりこっちのほうがすげぇや)
はじめて『気』というものを体感した瞬間だった。
奥:「これでお札にも気が入ったからね。」「いいことあるよ(^_^)」
この頃になると次々お参りの人が来て、祭主はまたいちから説明をしに、そしてさっきの腕を使った気功術を披露していた。
ここは気の流れを正してプラス思考の助けをしてくれる、見た目は怪しいが考え方しだいでご利益の出る一種の気功道場みたいなところなんだな。と思った。
このご夫婦の面白くも温かみのある、貧乏神神社というより貧乏神人社(じんじゃ)といった感じがした。
余談:インターネットでいろいろ調べていたらなんと、遠州森町にも「[http://www2.wbs.ne.jp/~satobo/bin1.htm:title=貧乏神神社三倉分社]」というのがあるという。場所は、静岡県周智郡森町三倉723-19。祭主は[http://www2.wbs.ne.jp/~satobo/satoshi2.htm:title=田邊哲]さんという方だった。
そんなこんなで、貧乏神神社から帰路についた。
途中、せっかくここまできたということで昼神温泉の阿智神社をお参りしてきた。
そして、今日のもうひとつの目的である道の駅信州平谷『[http://www.iidanet.or.jp/hiraya/0yu.html:title=ひまわりの湯]』へ。
概要:営業時間:10:00~21:00 休館日:水曜日
入浴料:大人500円、小人300円(税込)
効能: 泉質名 ナトリウム炭酸水素塩温泉(アルカリ性低張性温泉無色透明・無味無臭で、美人の湯といわれている。
ここはいつも混んでいる。今日は芋洗い状態ではなかったからまだ良かった。
アルカリ性なので、ちょっとヌルッとした感じのお湯だ。
また、ここ長野県最南の平谷村の特品が「すごく美味しいトウモロコシ」
そのトウモロコシで造られた『平谷産コーンスープ』がうまい。
とにかく濃いぃ~んです。
とろっとした液体で、味わいも濃厚、一度食べたらやみつきになりそう。
飲むとういより食べるといった感覚かな。
南信州 平谷村特産 こりゃぁ うめぇ~ 『コーン スープ』
濃厚 こってり 大満足 内容量:180g
価格 235円(税込)送料別
値段は税込235円。ちょっと高めに感じるかもしれないが、値段以上の価値あり!!
という訳で、ゆっくり温泉に浸かって6時頃ひまわりの湯を出た。
三州街道はかなり走りやすいので、8時半頃浜松に着くことが出来た。
また、今日も温泉と神社のお決まりのコースだった。が、B級スポット最高で、満足満足。