「旅するチョウ」アサギマダラ(10/6撮影)
日本から東南アジアまでの広い地域に生息し、寒くなると暖かい所へ長距離移動する「旅するチョウ」です。旅の途中、愛知県森林公園に好物のヒヨドリバナの花が見頃になる頃に飛来します。2週間前は0匹でしたが、この日は都合7匹に出会えました・・・(1)アサギマダラの名前は・・・翅に淡い浅葱色(あさぎいろ、薄い水色に近い色)のまだら模様があることから、この名前が付けられているようです。(2)ほかの蝶と比べて生態が解明されていない謎の蝶とされています。(3)渡りをする蝶として有名で、春から夏にかけて南から日本を縦断し、秋になると南下し時には台湾まで渡るようです。(4)地上付近ではふわふわと優雅に飛び回っている蝶ですが、2000キロもの旅をする蝶ということで、2日間で740キロも海上移動することがあるそうです。信じられませんね。(5)好物のヒヨドリバナですが、花の蜜にアルカロイドという毒が含まれていて、その毒を溜め込むことで、天敵の鳥などに捕食されることを防いでいるのだとか・・・(6)10月中旬には、南西諸島をや台湾を目指して、次々に海上に飛び出していくそうです。世代交代しながら南下と北上を繰り返すそうです。(7)園内の数か所でヒヨドリバナの花が咲き、この日は各所でアサギマダラを見ることができました。(8)(9)(10)(11)(12)(13)(14)(15)(16)(17)(18)(19)(20)(21)ツマグロヒョウモン(オス)(22)ツマグロヒョウモン(メス)(23)ホタルガ(24)ホタルガ愛知県尾張旭市新居 愛知県森林公園・・・2021.10.06 撮影