北京ダック
嘉興市内ではグレードが高めとされている中華レストラン太陽城大酒店へ夫婦二人で久しぶりに訪れてみました。内装は前回とほぼ変わっていなく、金の羽モチーフのゴージャスな椅子は健在でした。こちらのお店は座席でメニュー表を見て注文するのではなく、料理のサンプルが並んだ別室まで行ってメニューを選びます。(←こういうレストランは高級らしい。)二人の同意見で食べたい料理を注文するようにしています。夫が「これ食べてみたい。」と指差したそれは 甜皮鴨(北京ダック) 58元 他の料理に比べるとお値段が高い…。(地元の物価から考えるとこちらの一品高めのお値段です。)「中国にいる時にしか食べられないよ」「まだ食べたことないんでしょ?」確かにめったに食べる機会はないし、食べてみたいと思っていた一品なので注文してみました。こんな感じの北京ダックはTVか何かで見たことはありますが、食べるのは初めて!!温かくてしっとりとしたクレープのような薄い皮に北京ダックを載せて、千切りのキュウリとネギも載せて、甜面醤も好みの量をつけて巻いて頂きます。北京ダック、本当に鴨の皮だけを食べる料理なんですね…。照りがあって、パリッとしていて厚み1ミリもないぴらっとした1枚の鴨皮です。お肉部分は一切ついていなく、こういうものなんだぁ… と初めて知りました。皮の色からして醤油せんべいのような甘じょっぱい味を想像していましたが、(庶民的ですね^^;)味はしょっぱくもなく甘くもなく鴨皮の味そのものはよく分からなかった…。パリパリとした食感を楽しむモノなのでしょうか??お肉の部分はスープとして出てきました。スープはいい味が出ています。嘉興で初めて出会った「糸コン」にも感激です♪北京ダック、思っていた味と正直違いました!皮そのものはそれほど美味しいとは思えなかったです。ボリュームも無くてお値段の割りに食べ応えがない。初めて食べた料理でどんな味が正式なのかよく分からず、この味にもどうも納得がいかない。。。2~3度食べたことのある夫に「この味が北京ダックというものなのか?」「鴨の皮に味が無いようだけど、いったいどこが美味しいの?」と何度も詰問してしまった。夫も会食でたまに食べるくらいで、北京ダックを食べ慣れていないらしく、私が納得するような回答は返ってくることはなく「北京ダックはこんな味なんだと思うよ。」ということで結局収まりました。もう1回くらい他店で北京ダックにリベンジ したい気持ちです。