2018/09/23(日)07:42
ブラックアウトから学んだこと
夜中に夫のスマホからけたたましい音声で
「地震です!地震です!」と聞こえていたにも関わらず
遠くの事・・・と夢心地で・・聞いたまま
朝、なんだか雰囲気が違う
家じゅうがいつもの風景と違う
あちこちの微灯がすっかり消えている
テレビをつけようとして、はじめて停電と知る
ラインにたくさんメッセージ
大変なことになっているのだと認識しつつ
通勤中の車のテレビでみた画像、情報に唖然とする
当然職場も停電
電話もPCもファックスも使えず仕事にならない
デスクの整理でもするか・・などとのんきにしていたら
夫から、このあと断水するらしいと連絡があり
昼前に早退
家に戻って水をため、そのころから停電は長びくとの情報に
夜に備えて、我が家の乏しい防災グッズを確認
電池が足りなくなるかもと、買い物にでると
スタンド、コンビニ・・長蛇の列
しかも2件回って電池は買えず
朝のうちからすでに危機感を抱いて多くの人が行動していたようで
買い物をあきらめ携帯からの情報のみで
電池が買えないぐらいで
ブツブツ言ってる場合じゃない
停電程度で収まっているこの辺は全然問題ない
被災地域の悲惨さを考えれば・・・
残念なことに、私は見ていなかったのだけれど
たくさんの人たちがその後口にしていた言葉
「あんなにきれいな夜空を見たことなかった」「星が本当にきれい」
停電が教えてくれたこと
そして、どれほど私たちは「電気」に依存した生活をしているか
ガソリンも、電気がなければ供給できないって
停電が教えてくれたこと
物流はストップし、コンビニから商品があっという間に消え
それでも今の時代
ラジオだけではなく携帯から情報を得られる
モバイルバッテリーは必需品
しかもソーラータイプがあるとなおよい
停電が教えてくれたこと
そしてなにより
「声を掛け合うことの重要性」
懐中電灯のみの薄明るさの中で
友人、知人、家族お互いがお互いを案じる気持ち
に救われ
妹は、電池でもなんでも送るよといってくれたけれど、
いやいや信号全滅だから流通、交通機関もストップしてるよって
でもそういう気持ちがありがたい
このブログにもメッセージがあり
心温まる・・
そういうことってやっぱり
自然にできる人でありたい
信号で制御できない街を走って
お互い譲り合う
それが自然にできる
そして、仕事にしても、遊びにしても
先延ばししないようにしようって
停電が教えてくれたこと
(仕事でファックス送信を明日にしようって・・その明日が停電で・・・)
停電後
「可能な限りの節電」から
「できる範囲の節電」という呼びかけに変わったけれど
節電意識は継続しなければ
2日間交差点で交通整理手動誘導していたお巡りさん
「40肩で腕上がらなかったのに、
おかげ様で上がるようになった」・・ですと
停電の副産物