my小説6第6章 体育館空腹を満たした僕は次に原料になりそうなものがある所へ行った。それは体育館だ。原料になりそうなのは、石灰だ。そう、地下にある、ラインカーの中から取り出そうと思う。 体育館は給食室から結構な距離があったため、結構疲れた。早速中に入ろうとすると、鉄の厚いドアが僕の前に立ちはだかった。取っ手は高いところにあるし、重い。鍵がかかっていたらなおさら入るのは難しいだろう。ということで、裏口に回った。裏口は木でできている、もろそうなドアだった。何か、壊すものはないか・・・。図工室に行ってドリルとか持ってくるか。無理だ。そんなことはできない。じゃあ、燃やすか・・・。いや、そしたら、全部が燃える。どうしたら・・・。いや、まてよ。燃やしても消せば良いことだ、汚いがプールに水はたくさんあるし、ホースもある。後は、燃やす道具さえあれば・・・。ライターだ。誰かタバコを吸っている人はいたっけな。いた!目の前にいる。一人だけ。体育館の裏で吸っている人が・・・。そう、悪いやつらだ。小学生の癖にすっている悪がいる。そいつからこっそりぬすめばいい。 こっそり こっそり 静かに音を立てずに。 もう、後1メートルぐらいになった。胸のポケットに入っている。こっそり飛び乗った。まだ気づいていない。さぁ、もうすぐだ。手をのばす。届くか・・・。あとちょっと。というところで もう一人悪が来た。 悪A 「1本くれよ。タバコ。」 悪B 「いいぞ、ほい。」 悪A 「悪い、火くれ。」 やばい、見つかる!ライターを渡したら終わりだ・・・。 悪B 「はい、ライターな。ん?なんかついてる・・・。わ!人間だ!小さい!!あぁぁ!!」 悪A 「なんだよこいつ!」 トム 「ぼくだよ!トムだ!」 しかし、さわいでいて聞こえていない。ライターごと投げ捨てられた。すると、ライターが上に、僕が下敷きになって、さらに、落ちた衝撃でぼくは気を失ってしまった。 つづく |