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カテゴリ:漫画・小説
「アラタなるセカイ」を見終えました。 この作品は、小説・漫画・アニメの 3つの媒体でひとつの物語が描かれていて 小説で現在編、漫画で過去編、アニメで未来編 という割り振りとなっています。 あらすじを某所から転載。以下のとおりです。 人口が激減し、明日にも人類は滅亡する という日を控えながらの毎日。 季節は永遠に変わらず、 秋と冬の境にあるような少し肌寒い日が続く。 正確に言えば時が止まっているわけではなく、 明日へ行けないだけの世界。 残っているのは時間研究者と少しの子供だけ。 そんな中、遂にタイムトラベル技術が完成する。 少年少女たちは人類滅亡の危機を救うために 過去や未来へと旅立つことになる。 学校はタイムトラベルに関する授業一色になり、 適性試験が行われた。 その結果、過去への適性がある者、未来への適性がある者、 そしてタイムトラベルの適性がない者が選ばれた。 世界の謎を解くために過去へ飛ぶ少年たち。 繁栄しているであろう未来へ希望を求めて飛ぶ少女たち。 そして何もできず現代で畑を作る少女たち。 『アタラなるセカイ』とは 明日への希望を求める少年少女の物語である。 という話となっております。 肝心の内容ですが… ウェブサイトでいろんなレビューを見ていると 割と厳しい評価(★3つとか)が目立ちますが 私個人としてはけっこうおもしろかったです。 あ、でもアレです。読みものとしては、です。 世界観とかは、ちょっと残念な部分がありました。 決して悪くはないんですけどね。 読みものの評価として良かったと思うのは 主人公・アラタのキャラクターの一人勝ちというか アラタの語り部分のおもしろさ、でしょうかね。 特殊な、というわけでもないのですが なんかこう、「おもしろい奴だなこいつ」 って思ってしまうような感じです。 感覚の話なので何とも形容しがたいのがもどかしいですが。 …実は小説は現在編だけではなくて 過去編と未来編についても殆ど描かれています。 故に、小説を全部読んだ後では、 漫画(過去編)もアニメ(未来編)も もはやネタバレ状態ですのでね、新鮮味に欠けます。 小説に全て載せるのは失敗だったんじゃね? と個人的には思ったり。 小説・漫画・アニメ それぞれの評価はそれなりで、 特に小説は高評価なのですが 全てひっくるめて、商品としての評価をつけるとしたら 私も★3つくらいかなーって思います。 まぁ、なんだかんだで 全体的に楽しめたのでよかったと思います。 ただまぁ、コスパがね。 これで定価9450円、密林価格で6800円くらいか。 ちょっと高いかなって思います。 定価7400円、密林価格で5300円くらいが妥当かな。 あくまで個人的な感覚で、ですが。 でもま、発想というか こういう珍しい形態で出してきたというのは 評価出来ますね。80点です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.25 12:35:35
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