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駒ケ根市の市長選挙が来年1月26日投票で予定されています。5年前に駒ケ根市に移住して体験し気になっていたことがいくつかありました。その一つは国保問題で市に相談した時の駒ケ根市の冷たい制度の実態でした。また突然駒ケ根高原美術館がなくなったときに上伊那地域の自治体の中で美術館がないのが駒ケ根市だけなのはなぜなのかと疑問を抱きました。地域新聞で駒ケ根市の健診受診率が特別に低い実態が報道され、市との話し合いを持ったこともありました。介護されていた高齢家族で事件が発生した時には、この地域では安心して暮らしていけだろうかとの疑問から介護システムを検討してその基本方向の問題について指摘もしました。文化予算が他の自治体よりも遅れているとか、子供の自殺率が高いという深刻な現状、等々いろんな方からご意見をお聞きしてきました。 その中で多くの方が駒ケ根市の財政問題が影響しているということを指摘されていました。先日の長野日報では駒ケ根市の財政状況で将来負担比率が全国ワースト5という記事が一面に載りました。ということは根本的な改革がなければ、いや改革の方向が市民願いと違った方向にむかえば、市政が、いや市民のくらしが今後とも大変な矛盾を抱えることになるのではないかと疑問を持たざるをえません。 今後市政の在り方について様々な議論と運動が展開されると思います。これらの深刻な問題が正面からとりあげられる市長選挙になればと願っています。 そんな市民的な学習と意見交換の場として、11月20日に市政学習会が持たれます。市民の声を上げ、考えていく運動として成功させたいものです。 すでに政治の第一線から退いた私ですが、市政のことには常に関心を持っています。一人の市民として声をあげていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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