マウイより貿易風にのせて

今朝は念願のワイヘエ・リッジでのハイキングに行った！旦那と娘と一緒に久々の家族でのレクリエーション。長年マウイに住んでいるけど、ここの終点までハイキングをしたことがなかったので、いつかは、と思い続けていたのだ。娘はこの眺め（ワイへエの渓谷）が見えるポイントで詩を書いたりしてたいというので、私たち二人でどんどん登っていく。



かなり急な尾根道をジグザクに行くと、この景色が。西マウイから我が家のあるハレアカラサイドを望む。良い天気で、汗もだくだく。景色最高！


こんなティーの木がアートしてはえてた。踊っているみたい。
昨晩見た、コロンビアの文明から隔離された所の山奥で４００年まえに絶えた文明を今でも残しながら住んでいるコギ族たちを思いながら、登っていった。ネイティブは裸足で、どんどんいくんだろうな。


終点近くで一休み。風が気持ちいい～！



ここでトレイルの終点。2.4マイルの山道ハイキングでした。このあたりは雲に覆われることも多いけど、今日は晴天。


隣の島のモロカイ島もよく見えました。


渓谷に向かって、気の交換を～。やった～！うれしいー！


さーこれから一気に下ります。さすらいの旅人風ですね。あーまたあちこちさすらいたいわ～。下りで一回こけました。

ハワイ語のワイとは水をあらわす。西マウイの渓谷のあたりはワイからはじまる地名が多い。水といかに密接に集落ができていたのかがうかがえる。
昨日ビデオで見た南米のコギ族も全ての命は水から誕生したと信じている。
彼らは下界に住むヤングブラザーたちに警告があると、はじめて西洋のカメラをいれることを許可した。母なる地球が悲鳴をあげていると。このままでは破滅にむかう。エルダーブラザー（彼らのこと）の言う事をよく聞いて、ヤンガーブラザーたちが改善していかないと、大変なことになるというメッセージ。彼らの宇宙観など、非常に面白かった。彼らが命の水として大切にしてきた山に積もった雪解け水が枯れてしまい、以前は緑が生い茂っていた水源地が今は枯れ草の山になってしまったのだ。地球の温暖化の影響で雪が降らなくなったのが原因らしい。そんな彼らの言葉に思いをはせ、この地球の行方を話ながら、旦那と山道を下っていった。トライバルな私はかつての時を思いながら、何をするべきなのか、、、意識を飛ばしてみた。

お腹がすいたので、帰りにメキシカンフード屋によった。インディオの種族だもんね。なんだかタイムスリップした感じだった。チリとシラントロをたっぷりのせて、おいしかった！食は文化なり～