ポール・マッカートニー「アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー」福岡ヤフオクドーム
ポール・マッカートニー「アウト・ゼアー・ジャパン・ツアー」福岡ヤフオクドーム福岡公演に追加席が出たので、行くことになった。そもそも、大阪公演に行ったのも、それに伴って関西を観光したのも、福岡公演を買いそびれたのが発端だった。その福岡公演に行くことになるとは、世の中わからないものだ。福岡のチケットを買っていれば、福岡公演を観てそれで終わりだったものが、大阪と福岡のふたつの公演を観て、高取城等の城や京都の寺社を巡る旅がついてきた。19時開演なので、17時10分前くらいに事務所を出て、高速で福岡へ。九州道は普段より少し多いくらいの交通量でスムーズに行ったが、都市高速に入るとすぐに大渋滞。東浜出口の構造上の問題で、いつもここは渋滞するが、今日は特にひどい。東浜を過ぎるとすいすい進んで、ドームの駐車場に着いたのは18時半にもなっていなかったろう。大阪ではとても買える状態ではなかったパンフを購入。3,000円。腹は減ってないので水分補給だけでいいと思い、ペットボトルのお茶を買ったが、250円もした。追加席はバックネット裏で、ネットが邪魔になってステージとモニターが見えにくいということで、当初は開放していなかったのだろう。特に見えにくいとも感じなかったし、正面に位置するので音もいい。といっても、ドームは元々音が悲惨だが。定刻から20分遅れで開演。終演はきっかり22時だったので、演奏時間は2時間40分。記憶が正しければ、セットリストは曲順も含めて大阪と同じ。MCに方言(もちろんここでは博多弁)を交えるあたりも、大阪と同じ。「ヘイ・ジュード」で観客に合唱させたり、セカンド・アンコールを終えて幕間に引こうとしたポールを、テクが引き止めてもっと演れと促す等の演出も、大阪と寸分違わず。違っていたのは、ポールの上着の色と、ポールが四股を踏むポーズを何度もやっていたことくらいか。前日に九州場所を観戦して、横綱土俵入りに興味津々だったそうだ。行けるものなら、東京公演にも行きたい。無理だが。