「生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展」福岡アジア美術館
「生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展」福岡アジア美術館■期間:2019年02月28日(木) 〜 2019年03月30日(土)■会場:企画ギャラリーA/企画ギャラリーB/企画ギャラリーC生誕120年を迎え「ミラクル エッシャー展」では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館の所蔵品より、代表的な“トロンプ・ルイユ(だまし絵)”の作品に加え、初期の作品や木版、直筆のドローイングなど選りすぐりの約150点をご紹介します。なかでも、自身による初版プリントが公開される「メタモルフォーゼⅡ」は特に注目の作品です。見どころ「だまし絵(トロンプ・ルイユ)」で知られる20世紀を代表する奇想の版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャ-(1898-1972)。コンピュータのない時代に「版画」で作られた緻密かつ独創的で"ミラクル"な作品は、数学者や建築家といった幅広い専門家やクリエイターに影響を与え、今もなお多くの人々を魅了し続けています。生誕120年を記念し開催する本展では、世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から選りすぐりの約150点を日本初公開。実際にありそうで現実には存在し得ない《相対性》など代表作のほか、初期の作品や木版、直筆のドローイングなどから、エッシャーが唯一無二と評される作品を生み出す過程を、【8つのキーワード】を通じて紐解いていきます。デジタル時代の今だからこそ、「版画」にこだわり続けたエッシャーの偉業を再認識できる貴重な機会となることでしょう。マウリッツ・コルネリス・エッシャー Maurits Cornelis Escher (1898年6月17日-1972年3月27日)オランダを代表する版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャーはだまし絵(トロンプ・ルイユ)の分野で世界一の知名度を持つアーティストである。建築不可能な構造物や無限を有限の中に閉じ込めた作品、平面を次々と変化するパターンで埋め尽くしたもの、など非常に独創的な作品を次々と作り上げた。エッシャーの作り上げたビジュアルイメージはクリエイターだけでなく数学者など幅広い専門家達へインスピレーションを与えてきた。(福岡アジア美術館HPより)事務所に車を置いて、歩いて10分くらいで高速バスのバス停へ。中洲で降車。美術館が入っている博多リバレインは、そこから歩いてすぐ。天神中洲方面なら、これが一番楽。最終日で、かなり混雑している。エッシャーの絵は大きなものはないので、遠目に見て終わるわけにもいかず、お目当ての絵では大人しく順番待ちをした。普段はあまりそんなことはしないのだが。初期から晩年まで遍く網羅して、素晴らしい展覧会だった。図録は背表紙を密着させない特殊な作りで、2,700円。購入。