トッド・ラングレン「インディヴィジュアリスト トッド・ラングレン自伝」
トッド・ラングレン「インディヴィジュアリスト トッド・ラングレン自伝」The Individualist: Digressions, Dreams & Dissertationsby Todd Rundgren訳:上西園誠奇才トッド・ラングレンによる初の自伝本、待望の邦訳版登場!構想から20余年。ついに完成したトッド・ラングレン自身の書き下ろしによる初の自伝本、待望の邦訳版が登場! 「誕生」から「ウェディング」まで「181項目」にわたる奇天烈なトピックをご開陳! 常に革新的な音楽を開拓し続ける奇才トッド・ラングレンらしい、ウィットに富んだ文章が炸裂する!! ファン必読の一冊です。■主な登場人物/グループナッズ/ロジャー・ダルトリー/リンダ・イーストマン/ローラ・ニーロ/エリック・クラプトン/アルバート・グロスマン/ザ・バンド/アリス・クーパー/ジャニス・ジョプリン/デイヴ・ギルモア/ブライアン・ウィルソン/ウルフマン・ジャック/バッドフィンガー/ビビ・ビュエル/リック・デリンジャー/アレイスター・クロウリー/グランド・ファンク・レイルロード/ニューヨーク・ドールズ/キャメロン・クロウ/ミートローフ/リヴ・タイラー/パティ・スミス/チューブス/チープ・トリック/フランシス・コッポラ/XTC/高野寛/リンゴ・スター内容(「BOOK」データベースより)構想、執筆に約20年。奇才トッド・ラングレンが書き下ろした初の自伝、ついに日本語版が登場!果たしてトッド・ラングレンは魔法使いなのか、未来から来たのか、世捨て人なのか?はたまた筋金入りの個人主義者なのか?ときに辛辣に、ときにユーモラスに、ときに下世話にそしてときにシリアスに語られるトッド・ラングレンの半生記。2019年12月初版。幼少期から、50歳になる1ヶ月前にミシェルと入籍するまでを、ほぼ編年体で記述。時々話が前後する。インド方面への旅行にかなりの頁を費やしているが、それよりもレコーディング時のエピソード等が欲しかった。驚いたのは、トッドがかなり麻薬(といっても、ほとんどがマリファナ。)を常習していることで、そんなイメージはなかったのだが。トッドの文章は真面目なことを書いていると思ったら、突然、思いっきり下世話な下ネタを連発したりして、やはり天才の行動はよくわからない。