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2012/01/09(月)15:59

「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」

映像(2879)

TV映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」本広克行監督 10年 12月30日放映。 粗筋はgooより。 湾岸署を襲った最悪の猟奇的連続殺人事件から7年。お台場は外国からの要人が降り立つ空港が近く、高速道路や変電所などのライフラインもあるため、テロリストの格好の標的となっていた。その対策として、湾岸署は高度なセキュリティシステムが導入された新湾岸署への引越しを決定。その業務を一任されたのは、強行犯係係長に昇進した青島俊作(織田裕二)であった。新湾岸署の開署式まであと3日と迫る中、青島は部下の篠原夏美(内田有紀)や和久伸次郎(伊藤淳史)らとともに大張り切りで引越し作業に取り組んでいた。だが、その引越しの真っ最中に、湾岸署内で次々と事件が発生。金庫破りやバスジャック、さらには、青島や恩田すみれ(深津絵里)らの拳銃が3丁盗まれ、連続殺人事件へと発展していく。湾岸署には特別捜査本部が設置され、管理補佐官の鳥飼誠一(小栗旬)とともに青島は捜査を開始。しかし、必死の捜査もむなしく遂には湾岸署が占拠されてしまう。開署式を翌日に控え、青島ら湾岸署員は被疑者を確保することができるのか……。 1997年にフジテレビ系列で放送されるや、日本中に“踊る”ブームを巻き起こした「踊る大捜査線」。なかでも2003年に公開された劇場版第2弾『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、観客動員数1260万人、興行収入173.5億円という大記録を達成。日本実写映画史上 最高の興収を打ち立て、7年経った今もその頂点に君臨し続けている。さらに脇役にスポットをあてた『交渉人 真下正義』、『容疑者 室井慎次』(共に05)も大ヒット。日本映画界に“スピンオフ作品”という概念を定着させた。そんな国民的人気シリーズが、7年の沈黙を破ってスクリーンに帰ってきた。主人公の青島は、刑事課強行犯係の巡査部長から係長に昇進。直属の部下を持った青島の言動も、見どころだ。また本シリーズ初登場となる小栗旬(管理補佐官・鳥飼役)、2004年に死去したいかりや長介が演じた名キャラクター・和久さんの甥っ子・和久くん(伊藤淳史)の登場も見逃せない。 「踊る大捜査線」シリーズの第3弾。強行犯係係長に昇進した青島が新湾岸署への引越しを一任されるが、その最中に8つの事件が発生する。監督は「曲がれ!スプーン」の本広克行。出演は「アマルフィ 女神の報酬」の織田裕二、「女の子ものがたり」の深津絵里、「鈍獣」のユースケ・サンタマリア、「TAJOMARU」の小栗旬など。 第1作の犯人、小泉今日子を再登場させることにかまけて、他のすべてがおざなりになっている。 その肝心の小泉も、これは小泉自身の責任ではなく、脚本、演出に問題がある所為なのだが、現実に姿を現してからは存在感が薄い。 あまりにも動きがないので、途中で睡魔に襲われ、旧湾岸署内のシーンでは居眠りしてしまった。 金属疲労。映画化は1本だけにしておけばよかったのだ。 完全にオミットされている水野美紀は、この映画をどういう思いで見るのか。

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