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カテゴリ:日記
先日届いた、クリムゾンの「暗黒の世界 30周年記念盤」には、リリース当時の音楽各誌のレビューの切り抜きが掲載されている。メロディー・メーカー、ニューミュージカル・エクスプレス、サウンズ、レコード・ミラー等。
多分メロディー・メーカーのものだと思われるが、当時のヒット・チャートも掲載されており、これが頗る興味深い。 01( 2) YES / Tales from Topographic Oceans 02 03( 3) DAVD BOWIE / Pin Ups 04( 4) GENESIS / Selling England by The Pound 05(11) DEEP PURPLE / Burn 06( 5) RINGO STARR / Ringo 07(19) WISHBONE ASH / Live Dates 08( 8) ROLLING STONES / Goasts Head Soup 09(10) MONTROES / MONTROES 10(13) BOB DYLAN / Planet Waves 11( -) LOU REED / Rock n' Roll Animal 12( 7) BLUE OYSTER CULT / Tyranny & Mutation 13( 6) ALICE COOPER / Muscle of Love 14( 9) EMERSON, LAKE & PALMER / Brain Salad Surgery 15( -) TODD RUNDGREN / Todd 16(16) DAVID BOWIE / Aladdin Shane 17(25) LOU REED / Berlin 18(17) YES / Yessongs 19( -) KING CRIMSON / Starless And Bible Black 20(21) MAGMA / Mekanik Destruktiw Kommandoh 21(22) GRAHAM NASH / Wild Tales 22(23) WINGS / Band on The Run 23( -) PINK FLOYD / The Dark Side of The Moon 24( -) BLUE OYSTER CULT / Secret Treaties 25( -) CHICAGO / Chicago Seven 2位だけは見えないので不明だが、25位までのすべてが見知ったバンドであることにまず驚く。今のチャートなら、まずあり得ない。 1位がイエスの「海洋地形学の物語」であることには驚かないにしても、同時に前作の「イエスソングス」がいまだ20位内にチャートインしていることは驚き。絶頂期のイエスは、これほどまでに人気があった。 クリムゾンが初登場19位、フロイドが同じく23位(しかも、代表作の「狂気」だ)であることを見ても、それはよくわかる。 もっとも、わが国のミュージック・ライフ誌では、この「海洋地形学の物語」は「メロディー・メーカー誌では1位になったものの、内容は冗長。新加入のアラン・ホワイトも活かされていない」等、酷評されていたが。 外にもデビッド・ボウイ、ブルー・オイスター・カルト、ルー・リードが2作同時にチャートイン。当時の英国での人気のほどがうかがえる。 マグマの20位も驚きだが、最大の驚きは初登場15位のトッド・ラングレン。この頃、本国よりも英国の方が人気があったのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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