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TV映画「大洗にも星はふるなり」福田雄一監督
09年。 1月19日深夜放映。 粗筋はgooより。 クリスマス・イヴの夜、大洗海岸に立つ1件の海の家に、夏にここで働いた5人の男たちが集められた。彼らを集めたのはそれぞれに送られた手紙。手紙の主は海の家の同僚でみんなのマドンナ・江里子で、手紙には「イヴの夜、海の家で会いたい」とだけ書かれていた。手紙の意図を推測する男たちは、「この中に、江里子の本命がいる」と結論。やがて誰が江里子の本命なのかを巡って熾烈な自己アピールが始まり……。 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』やドラマ「33分探偵」などを手掛けた福田雄一監督による、ハイテンションな青春コメディ。真冬の海の家に集まった男たちが愛しのマドンナのお相手となるべく、抱腹絶倒の自己アピール合戦を繰り広げる。舞台はほぼ海の家のワンシチュエーションのみだが、その中で男たちのおバカな妄想が次々と炸裂。テンポよく色とりどりの笑いが展開され、見るものを飽きさせない。出演者はイケメンからクセモノまで個性の強い顔ぶれに。中でも山田孝之演じる杉本の劇中での変貌ぶりは痛快だ。男たちの思いを一身に受けるヒロイン役を戸田恵利香が魅力的に演じている。 監督が福田雄一で、山田、佐藤、ムロとそろえば、嫌でも「勇者ヨシヒコ」を思い浮かべるが、ヨシヒコとは違ってギャグはすべり気味。 これなら、舞台中継をそのまま流した方がいい。映画化した意味がまったくない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/01/25 01:57:45 PM
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