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カテゴリ:活字
親本のタイトルは「捏造された近現代史」。これでは誰が捏造したのかわからないので、改題自体には賛成するが、結果、野暮ったいタイトルになってしまった。「中国・韓国に捏造された近現代史」でよかったのではないか。
8割は自己の知識の再確認で、2割が新発見といったところ。 満蒙八旗軍に占領されて以後の支那は、清の植民地だったと考えるべき。これには目から鱗が落ちた。 統一新羅の時代に宗主国の唐から賜姓されて以来、朝鮮の両班貴族は三韓、三国時代の「乙支文徳」や「淵蓋蘇文」のような祖先の姓氏を捨て、「李舜臣」や「金日成」「金大中」のように漢姓を名乗った。これにも驚かされた。 自ら進んで先祖代々の姓氏を捨て、嬉々として宗主国風の姓氏を名乗る、支那の千年属国。清の李鴻章曰く「朝鮮は万国の最貧国」。 本著を読むにあたっては、歴代支那王朝の変遷程度は知っておかないと理解できないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/01/31 11:03:10 PM
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