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「フレアーク・グローバルオーケストラ」アルモニーサンク北九州ソレイユホール(旧九州厚生年金会館)
一昨日の夜、ユーロ・ロック・プレス最新号のコンサート情報を見ていたら、フレアーク(国内盤初出時の表記「フラレック」の方が、いまだにしっくりくるが。)の北九州公演があることを発見。慌ててチケットを購入して、昨日コンビニで発券した。 フレアークが三大都市圏以外の地方で、それも福岡でも札幌でもなく(その二都市の公演もあるが。)北九州で、しかも厚生年金会館クラスのホールで公演するとは、実際に体験してきた今でも信じ難い思い。パンフによると、北九州どころか青森や秋田でもあるようだ。そして、どの都市でもホール公演。 無謀にも程があると思いながら会場に入ると、案に相違して七割方埋まっていた。 いつの間にフレアークはこんなに人気を博すようになったのか。そうか、「グローバルオーケストラ」とかいうオーケストラと共演で、そっちが人気があるのか。などと納得しそうになりながらパンフを読むと、「グローバルオーケストラ」とはオーケストラでもなんでもないことが判明。フレアークが編成を改めて、現在は「フレアーク・グローバルオーケストラ」と名乗っているだけで、エレクトリック・ライト・オーケストラやマハビシュヌ・オーケストラの類いなのだった。 つまり、フレアーク単体で、日本全国の地方都市のホールで公演して回っているのであり、本当に人気を博している。にわかには信じられないことだが、これが事実。 客の年齢層は高いが、さりとてプログレの客層とは明らかに異なる。プログレ親爺連中の姿は見当たらない。 19時きっかりに開演。のっけから凄まじい演奏。 エリック、ピーター、シルビアのフレアーク中核組はもちろんのこと、インドネシア人のバイオリン、ルーマニア人のベース、オランダ人のギター・トリオ、オランダ人のコントラバス、ハンガリー人のパーカッション、そして、ルーマニア人のツィンバロム(ハンガリーの伝統楽器)とアコーディオン、悉く達人。特にツィンバロムのインパクトは絶大。 エリックのMCは見事な日本語で、これにも驚かされる。 観る者すべてを圧倒して、あっという間に前半が終了して15分の休憩時間。後半に入ってもテンションはまったく落ちず、正味90分から100分の演奏が終了した。 公演終了後は、CD購入者対象のサイン会。エリックはオフでもステージでの奇妙な動きと同じで、あれは演出ではないようだ。 よくぞ北九州で演ってくれた。フレアークありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/09/12 12:44:03 AM
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