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カテゴリ:活字
全巻読了。長かった。
最後に鬼ごっこに戻って終わることは覚えていたが、あのハッピーエンドはまったく記憶になかった。ただ、初期の段階で、あたるはしのぶと結婚することになると明かしているので、実はハッピーエンドではないのかもしれない。 ここでのラムとあたるの意地の張り合いは、当時並行して連載していた「めぞん一刻」の響子と五代の関係を髣髴とさせるし、「秘湯を求めて」の秘湯は、次の連載「らんま1/2」の素になっている。 あたるとしのぶが結婚することになるのは、10年後の友引高校同窓会を描いて明かしているのだが、同窓会は昭和64年に開かれたとはっきり書いていた。まさか昭和64年がごくごく短期に終わり、その年のほとんどは平成元年となることなど、昭和54年当時には誰にも想像できなかった。 ゲストとして、ふくやまけいこの名がクレジットされている。言われてみれば、ふくやまけいこの画風は高橋留美子のそれによく似ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/01/09 01:03:00 AM
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