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カテゴリ:活字
1.キャンディ・キャンディ
2.ジャングル黒べえ 3.おばけのQ太郎 4.サンダーマスク 以上、4作品を採り上げ、正編同様各自章立て。正編以上に読み応えあり。 「キャンディ・キャンディ」は原作の水木杏子と作画のいがらしゆみこがもめて、訴訟になっていることは知っていたが、その後どうなったのかは知らなかったので、最高裁まで行って水木が完全勝訴し、現在事実上の絶版、アニメまで封印されていると知って驚かされた。 ともに藤子不二雄作の「ジャングル黒べえ」と「おばQ」に至っては、封印されていることはもちろん、問題になったこと自体知らなかったし、「サンダーマスク」はその存在すら知らなかった。 「キャンディ」「おばQ」「サンダー」は、それぞれ事情が異なるとはいえいわば著作権がらみで、業界内部での話。より深刻なのは、当事者でもなんでもない一個人により抹殺された「黒べえ」だろう。 大相撲初場所で悲願の初優勝を果たした大関、稀勢の里は、どうやら場所後に横綱に推挙される見通しだが、これを外国人差別であると大騒ぎする動きが一部にある。「黒べえ」を封印に追いやった有田という輩には、これと同じ臭いを感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/01/24 01:47:51 AM
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