宮部みゆき「ソロモンの偽証 第I部 事件」

全3部。文庫では各部を上下巻に分けて、全6巻となっている。 今回読んだのは親本の方で、ハードカバー1段組で715頁。これで全体の1/3が終わっただけなのだから、まあ、長い。当然、人間関係も複雑に絡み合っているのだが、カバーに人物相関図をつけてくれていて助かる。 導入部（にしては凄い分量だが。）の今巻、伏線を張りまくっているのがありありと分かる。 通用門で野田健一に話しかけてきた、他校の生徒は、あれは誰なのか。